2022
04.28

バイク男二人旅~14県目はクメール時代の歴史を持つ☆ローイエット編

国際ニュースまとめ

バイク男二人旅~14県目はクメール時代の歴史を持つ☆ローイエット編

タイ全国一周、と言っても一気に回るのではなく、1ヶ月に1県を余すところなく回るという企画で、相棒は5歳の長男と愛車CB1100であります。


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今年は諸事情あって月一ではなく不定期で回っていくことになったタイ全国一周第14県目は、クメール時代の歴史を持つローイエット県!に行って参りました。ローイエットまではバンコク(戦勝記念塔)から東北に488km、Googleマップでは8時間強と表示されるところ、今回は15時半にバンコクを出発して23時半には到着しました。Googleってやっぱりすごいな。

 

カオプン・ブンパウェット・フェア/Khao Pun Bun Phawet Fair

今回はローイエットにて年一で行われるイベント「カオプン・ブンパウェット・フェア」をめがけてやって参りました。いわゆる仏教得度式(出家する時に行なう儀式)で、僧侶による説法やパレードが行われるようです。

遠目からでも確認できるローイエットタワー

遠目からでも確認できるローイエットタワー

2020年12月に完成したばかりのローイエットタワーが見えてきましたね。ちなみにローイエットとはタイ語で数字の「101」であり、これにちなんでタワーの高さは101mだそうです。この新しいランドマークとなったタワーの場所がそのまま、街の中心となるようですが、ローイエットの街並みは写真の通り良い感じにのどかでした。

こちらがメイン会場……?

こちらがメイン会場……?

来ました!年一のイベント!と期待を持ってきましたが、会場はがらんがらん……。コロナの影響あって今年は制限付きでの開催となるとの事でした。例年にあるような象のパレードもないのだとか。

観客席も……。

観客席も……。

観客席もがらんがらんなので、ここは気を取り直して!

名物カオプン(カノムチーン)

名物カオプン(カノムチーン)

こちらの得度式はこのカノムチーンをみんなで食べてお祝いします。やはり本場で食べる、本場のカノムチーンは最高ですね。これまでで一番美味しかったです。何故にカノムチーンなのかと言うと、細長い麺であることから、人と人とを結ぶ強い絆を意味するのだそうです。

やっとローイエット×イベントらしい絵になる

やっとローイエット×イベントらしい絵になる

会場は周辺含めて閑散としていたので何時が一番盛り上がるのか聞いたところ、夕方5時頃だという事で、ひとまず会場をあとにすることにしました。

 

ローイエット県内周遊

それでは夕方5時まで少し時間があるので、今回も県内をダイジェストで流していきます。それにしてもローイエットはのどかなので今回は緩やかに流していきたいと思います。

ローイエットもう一つのシンボル☆

ローイエットもう一つのシンボル☆

 

緩やかに流している間に、よくある質問に改めてお答えします。それは、「どうやって子どもを乗せているの?」というものです。気にしているポイントは大きく3つあって、まず足場は、ちょうど上の写真で足をかけている箇所に棒状のステーをディーラーに依頼して取り付けてもらいました。

スクーターのトゥクトゥクは初めて見たかも!?

スクーターのトゥクトゥクは初めて見たかも!?

愚息が乗る位置としては、後ろではなく前です。タイだからこその話になるかとは思いますが。これは、シンプルに前の方が景色を楽しめるのもありますが、後ろに乗せて過去に一度、危ない経験をしたからです。もちろん、運転中はタンデムベルトを装着しますが、タイで購入するタンデムベルトだからなのか、後ろで愚息が寝た時に横に落ちそうになりました。いや、タンデムベルトを装着しているのでさすがに「落ちる」事はないとは思いますが、想定外に横への傾きが甚だしかったです。なので、少なくともタイで購入するタンデムベルトを使用して後ろに乗せることは、私はおススメしません。

仏塔の上部は約1.5㎏の純金でできているのだとか!

仏塔の上部は約1.5㎏の純金でできているのだとか!

その為、位置は「前」で「タンデムベルト」ということになるんですが、これだけだと万全ではないんです。それは、寝た時に首がこっくり、こっくりと傾き、ほとんどヘッドバッドをするカタチでタンクを攻撃されることになるので、寝るときはベルト(ちょうど車のシートベルトの様に)をしています。
以上の3つのポイントで、快適に走っています。愚息も、走り出してから5分も経たないうちに眠りにつくことがあるくらいなのできっと、快適なのだと思います。

さて、のんびり県内を回っているうちに“一番盛り上がる”とされる夕方5時近くになってきたので、得度式会場まで戻ってきました。すると…

相棒も思わず耳をふさぐほどの……

相棒も思わず耳をふさぐほどの……

爆音パレード。写真ではなかなか伝わりづらいんですが、タイの“あの”パレードです。太鼓叩いて音楽流して踊りながら陽気に行進するアレです。たしかに、盛り上がってましたね(笑)。

101mのローイエットタワー

101mのローイエットタワー

ローイエットタワーの展望階にはカフェがあって、休憩するには絶好の場所。昼と夕方、計二回来ちゃいました。

縦、横、高さをすべて101mにした仏塔

縦、横、高さをすべて101mにした仏塔

最終日に目指したのはPhra Maha Chedi Chaimongkon(プラ・マハ・チェディ・チャイ・モンコン)。写真で見る以上に壮大な寺院でした。市街から90㎞と少し離れていますが、一見の価値ありです。

自ら瞑想しはじめた5歳児

自ら瞑想しはじめた5歳児

 

まとめ

帰りは雨に降られたためにゆっくり帰りました

帰りは雨に降られたためにゆっくり帰りました

というわけで、ローイエットも地元の人々と触れ合って参りました。今回はコロナの影響で制限付きのイベントではあったものの、メインのカノムチーンを超が付くほど美味しくいただけたので大満足です!さて、次はどこの県に行こうか!

※オレンジ=バンコク
※青色=今回訪れた県
※緑色=今までに訪れた県
※白色=まだ訪れてない県
※赤色=日本国外務省より渡航中止勧告

◆今回訪れた県:  ローイエット
◆残りの県数:  59県(深南部3県は除く)
◆今回の走行距離:  1,416km
◆今までの累計距離:  13,876km

カリベトシオ(カーリー)
常識なんてクソ喰らえ!曲がったことは大きらい!議論は無用御免、男は黙って背中で語る!バンコク在住のNPO法人日本PR理事長、個人投資家、KARIBE (THAILAND) CO.,LTD.顧問、タイ龍馬会 会長。著書に『変人ポーの人間力』『変人ポーの平和論』。おもしろくいきましょう、おもしろく。
suikasigi.com

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