2022
03.26
03.26
康有為――不易の思想家(下)
光緒帝(左)の全面支持で進められた康有為(右)を中心とする変法運動は、わずか100日ほどで挫折したが――
北京に集まった1000名をこえる科挙の受験者は、下関条約調印の知らせがとどくと、日本との停戦に抗議し、軍備にとどまらない内政・制度の変革をうったえる上書をこもごも政府に提出した。康有為もそのうちの1人に名を連ねている。やがて自らの学説を活用して有力な「変法」の企画者となり、主張をとなえるだけではなく、さらに政治的な実践にも影響を及ぼそう…
Source: Foresight