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韓国の最大野党『国民の力』の大統領候補、尹錫悦（ユン・ソクヨル）氏が「政権を取ったら文在庫大統領政権の捜査を行うべきだ」と公言した。

世論調査機関「リアルメーター」によると現在、大統領選支持率は、最大野党『国民の力』の尹錫悦氏が41.6％
与党『共に民主党』李在明（イ・ジェミョン）氏が39.1％
野党『国民の党』安哲秀（アン・チョルス）氏が7.7％であった。

そこで三番目の安哲秀氏が、もっとも支持率が高い尹錫悦氏に、野党一本化を提案。この提案はまだ決まっていないが、もし決定したら野党側が有利になる。

この提案にもっとも青ざめているのは、現職の文在寅大統領だろう。韓国の大統領はその座から降りたとき、そのほとんどが逮捕、自殺、暗殺など悲惨な末路を送ってきた歴史がある。

なぜこんなことが起こってきたかというと、大統領の権力があまりにも強いため、大統領本人じゃなくても、親族や側近までもが「やりたい放題できる」からだ。「でも5年で人気が切れるのだから」と考えそうなものだが、過去の歴史をみると、そうもいかないらしい。

いま、鍵を握っているのは、野党の安哲秀氏だが、安氏が必ずしも最大野党の尹錫悦氏と組むかどうかも、まだわからない。与党『共に民主党』の文在庫大統領は、任期後悲惨な末路が待っているのがわかっているから、どのような手を使っても同じ『共に民主党』の李在明候補に勝ってほしいはずだ。

一説にはすでに与党側が、野党の安氏に連立政権や重要ポストを餌に「我々と組もう」と、誘っているという話もある。

ただ、韓国には「勝者独食」という文化があり、勝った者がすべてを平らげる。同じ与党の李在明氏が大統領になったとしても、自分の人気のために文在寅大統領を逮捕する可能性は大きい。また野党の安哲秀氏との連立などの約束があったとしても反故にするかもしれない。韓国政権の歴史は裏切りの歴史でもあるからだ。

しかしソースは話大臣
https://wjn.jp/article?id=3371476