12.23
タイ入国のための「Thailand Pass」の運用方針を変更 、オミクロン株対策で
タイ政府は2021年12月21日、新型コロナウイルス「オミクロン株」対策のため 「Thailand Pass(タイランドパス)」登録の即日停止と、隔離検疫なしでのタイ入国を許可する「テスト&ゴー」の停止を発表しました。
以下に、在タイ日本国大使館からの情報を転載します。
タイ入国のための「Thailand Pass」 の運用方針の変更等について(12月22日付け情報)
12月21日、タイ政府の新型コロナ対策本部(CCSA)は、オミクロン変異種の国内初感染等の状況を受け、タイ入国のための許可申請システムである「Thailand Pass システム」の運用方針の変更を決定・発表しました。
新たな運用方針は以下のとおりであり、明年1月4日の見直しまで当面適用される見込みです。なお、国内外の状況は日々変化しており、タイ政府による措置の変更の可能性もあり得ますので、最新の情報収集に努めてください。
1 Thailand Pass システムの運用方針の変更
(1)一時的に停止されるもの
・Thailand Pass システムを通じた隔離免除入国(Test and Go)及びサンドボックス・プログラム(プーケット・サンドボックスを除く)の新規受付は、12月21日(火)24時をもって一旦停止。
・12月21日までに申請を行い、許可を得た(QRコードが付与された)者については、許可内容に従った入国が可能。
・タイ入国後の所在確認を徹底するため、所定のスマートフォン・アプリ(モー・チャナ、MorChana)の登録を義務とする。入国直後のPCR検査を行う施設の職員が、アプリ登録の有無を厳格に確認する。
・サンドボックス・プログラムでの入国者については、従来通り、2回のPCR検査の受検が必要。
・12月21日までに申請を行い、許可を得ていない方については、引き続き審査が行われており、追って許可・不許可の連絡がある見込み。
(2)引き続き申請が可能なもの
・プーケット・サンドボックス及び政府指定隔離宿舎(AQ)経由での入国については、引き続きThailand Passシステムでの申請が可能。(注:AQ経由での入国に関し、タイ入国後の健康観察期間について情報が錯綜しており、申請時に確認が必要。)
2 タイ国内の感染防止に係る規制措置
(1)不要不急の海外渡航の自粛ないし延期を慫慂。
(2)国内移動に際し、特に長時間の移動に際しての事前・事後の抗原検査(ATK)の実施を慫慂。
(3)年始休暇明けの自宅勤務(WFH)の実施を慫慂。
(4)この他、既存の感染防疫措置の履行を慫慂。(注:12月16日付の「大使館からのお知らせ」( https://www.th.emb-japan.go.jp/itpr_ja/news_20211216.html )を参照願います。)
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