オスのシマウマ、サイに腹部を刺されて死亡【イギリス】

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イギリスの動物園で、シマウマが、サイに誤って腹部を刺されて死んだことが明らかにされた。

 

メスのサイが誤って角で刺してしまう

 

その悲しい事故が起きたのは、イングランド東部のエセックスにあるコルチェスター動物園だ。

 

動物園によると、1月10日、「アストリッド」という名のメスのサイが、息子の「タヨ」と争っていたという。

 

その時、「アストリッド」は、そばにいたオスのシマウマ「ジギー」を避けようとしたが、誤って腹部を角で刺してしまったそうだ。

 

シマウマの「ジギー」は、負傷した後、数分後に死亡したという。

 

「このような事故は極めて稀」

 

動物園によれば、「ジギー」は2017年11月にこの動物園に到着して以来、サイを含む他の種と幸せに暮らしていたという。

 

またサイの「アストリッド」が息子と争うのは、通常の自然な行動だとされている。

 

動物園は「このような事故は極めて稀であり、私たちはこの喪失に打ちひしがれています。ジギーは大変愛された動物であり、とても寂しくなるでしょう」とし、今後数週間、動物の行動を注意深く監視し続けると述べている。

 

「アストリッド」はミナミシロサイとされ、これまでに2頭の子を出産し、そのうちの1頭は2023年1月に生まれたという。

 

またこの動物園では2001年に「野生の王国」と呼ばれるエリアを建設しており、そこではアミメキリンやシマウマ、シロサイ、ダチョウ、カンムリヅル（crowned crane）などが共に暮らしているそうだ。（了）

 

出典元：The Guardian：Zebra killed after being impaled by rhino at Colchester zoo(1/13)

Source: Switch News