12.27
バンコク土地取引価格ランキング2024、トップは「チットロム－プルンチット」
BTSチットロム駅
バンコク首都圏の土地価格が2024年も高値を維持し、特に「チットロム－プルンチット」エリアが最も高額な取引価格を記録しました。プロスペック・アプレイザル社の調査によると、同エリアの土地価格は1ワー（4平方メートル）当たり375万バーツとなり、国内トップとなっています。2025年に向けてさらに価格が上昇すると予測されており、不動産市場の注目を集めています。
2024年のバンコク首都圏土地取引価格ランキング
以下は、2024年のバンコク首都圏における土地取引価格のトップ10エリアです：
- チットロム－プルンチット：1ワー当たり3,750,000バーツ
- ウィタユ通り：1ワー当たり3,100,000バーツ
- スクンビット（初期区間）：1ワー当たり2,940,000バーツ
- スクンビット21（アソーク）：1ワー当たり2,730,000バーツ
- シーロム通り：1ワー当たり2,700,000バーツ
- サートーン通り：1ワー当たり2,400,000バーツ
- スクンビット（エカマイ）：1ワー当たり1,950,000バーツ
- ヤワラート通り：1ワー当たり1,900,000バーツ
- パヤータイ通り：1ワー当たり1,850,000バーツ
- パホンヨーティン（初期区間）：1ワー当たり1,800,000バーツ
価格上昇の背景
2024年のバンコク首都圏の土地価格の高騰は、以下の要因によるものです：
-
住宅需要の増加
バンコク首都圏における住宅開発用地の需要が高まり、特に利便性の高いエリアで価格が上昇しています。 -
インフラ整備の進展
鉄道網の拡張や新路線の整備が進み、交通利便性が向上。これにより沿線エリアの人気が高まり、土地価格が押し上げられています。 -
都市部の拡大
市街地の拡大に伴い、新興住宅エリアへの投資が活発化。周辺地域にも価格上昇の波が広がっています。
周辺エリアと地方都市での動向
バンコク首都圏以外でも、地方都市や観光地で土地価格の上昇が見られます。特に、チェンマイやプーケットなどの観光地では、都市拡大と住宅需要の増加により、価格が平均5～15％上昇しています。
- チェンマイ：都市部拡大により、住宅地や商業施設の需要が増加。新たな国際空港計画も価格上昇を後押し。
- プーケット：特にビーチ沿いのエリアで高騰。観光需要に対応した住宅開発が進んでいます。
今後の見通し
プロスペック・アプレイザル社によれば、2025年も土地価格の上昇傾向が続く見込みです。特に交通の利便性が高く、インフラ整備が進むエリアで価格上昇が顕著になると予測されています。不動産市場の活発化が続く中、投資家にとって魅力的な選択肢が増えると考えられます。
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