2024
12.25

今世紀中にも起こり得る巨大噴火、備えのない世界を襲うカオス

国際ニュースまとめ

1815年、インドネシアのタンボラ山が世界を一変させた。歴史に残る最大の噴火を引き起こした火山は、太陽光を反射する微小粒子の巨大な噴煙を成層圏へと噴き上げ、地球を寒冷化させて大災害を招いた。

続いて起きたのは「夏のない年」だった。世界の気温は急激に低下し、作物は枯れ、人々は飢え、コレラの流行が広がって何万人もの人が死んだ。

タンボラ山の噴火は近代史上、最大の規模だった。だが200年以上たった今…

Source: 国際ニュース – CNN.co.jp