12.21
カイロは温かいまま捨てても大丈夫? 火は出ない?古いカイロは使える?注意点を聞いた
寝るときに使ってもいい?
「就寝時のカイロの使用はお控えください。布団の中は保温性が高いため、カイロが高温になりやすいのです。就寝中は熱さに気づきにくいため、火傷になる危険性があります。
気をつけたいのは、熱いと感じない体温より少し高めの温度で起こる低温火傷です。気づかないうちに火傷が進行し、皮膚の深部にまで損傷が及んでしまうことがあるのです」(エステー)
古くなったカイロ、使っても大丈夫?
「カイロの有効期限は、パッケージに表示された持続時間や温度を保証するものです。
有効期限を過ぎてしまったカイロがまったく使えなくなるわけではありませんが、性能が下がっている可能性があります。持続時間が短くなったり温度が高くなるなどです。早めのご使用をお勧めしています」(エステー)
温かいまま捨てても大丈夫? 火は出ない?
「発熱が終われば自然に冷めるので、そのまま捨てていただいてかまいません。カイロは不織布の袋内の鉄粉が空気と触れて酸化反応を起こすことで発熱する仕組みです。
平均温度は商品によっても異なりますが、周りのものを燃やしたり、カイロ自体が発火するほど温度が上がることはありません。なお、市区町村や自治体などにより廃棄(はいき)方法が異なりますので、廃棄の仕方はお住まいの市区町村で確認してください」(エステー)
「使用上の問題はありません。カイロは、鉄粉、水、活性炭、バーミキュライト、塩類、木粉、吸水性樹脂などが原材料に含まれています。
工場からお客様のお手元に届くまでの間に急激な温度変化があった場合、袋の中のカイロの原材料に含まれる水分が結露を起こすことがあるのです。品質に影響なくお使いいただけます」(エステー)
寒い時期の通勤・通学、外仕事、キャンプ、スポーツなどの冷え対策に欠かせないカイロ。正しく安全に使って、あたたかく過ごしましょう。
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Source: HuffPost