12.21
ブラジャーは古くなっても捨てないで!「捨てにくい」の声から生まれた、回収→リサイクルの取り組みとは【2024年回顧】
※2024年にハフポスト日本版で反響の大きかった記事をご紹介しています。(初出:10月19日)
ブラジャーって古くなっても、なんだか捨てにくい……。
そんな声をきっかけにスタートした、リサイクルの取り組みがあります。
ワコールが毎年実施する、不要になったブラジャーを回収しリサイクルするキャンペーンが、今年もスタートしました。
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2008年にスタートしたこの取り組みでは、16年間で累計約336万枚(回収重量からの推定枚数)のブラジャーを回収し、生活雑貨のパーツなどにリサイクルしてきました。
今期の回収は2025年3月31日までです。
ブラのリサイクル、どうやって参加する?
リサイクルへの参加は簡単。直接店舗に持っていく方法と、郵送の2つの選択肢があります。
ブラはメーカーに関係なく、リサイクルすることができます。
店舗に持参する場合は、不要になった洗濯済みのブラを袋に入れて封をし、ワコールの店舗に持って行き、店員さんに手渡します。
回収はブラジャーのみで、ショーツや他の下着類は対象外です。
ブラの回収は、百貨店、量販店、下着専門店、ワコール直営店、ワコールグループ店舗を中心に約800店舗で実施していて、店舗はウェブサイトから探すことができます。
郵送の場合は、ワコールウェブストアで「ブラリサイクル専用回収袋」を購入します。
洗濯済みのブラジャーを袋に入れてから、送られてきた専用回収袋に入れ、郵便切手を貼ってポストに投函します。専用回収袋は100円(税込み)です。
回収されたブラジャーは、株式会社JEPLANが運営する衣類回収サービス「BRING」で、再生ポリエステルや資源などに生まれ変わります。
昨年度のキャンペーンでは、約20.4万枚、総重量20.4トンのブラジャーが回収され、リサイクルされました。
Source: HuffPost