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「支離滅裂な上司に悩んでいます」イチローさんのアドバイスが身にしみる。嫌なことへの向き合い方とは?
マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクターのイチローさんと、タレントや俳優として活動するMEGUMIさんが10月31日、オリックスが主催するインスタライブ「イチ問一答」に出演。
仕事や結婚・人間関係などに関する視聴者の相談に対し、2人が実体験を交えアドバイスをするこの企画。
支離滅裂な上司に悩んでいるという質問に対する、イチローさんの回答が話題になっています。
支離滅裂な上司に悩んでいる⇨イチローさんの回答は?
質問者からは「入社して20年。支離滅裂な上司に悩んでいます。自分でコントロールできないことに時間を使うのはやめようと何度も自分に言い聞かせますが、嫌がらせや陰口の積み重ねが心を蝕んでいます」という相談が寄せられました。
これに対し、イチローさんは「これはよくあることですよね、上司と部下の関係において」と共感したうえで、「この上司が質問者の能力を認めており、自分のポジションを脅かす存在として、脅威を感じている可能性がある」と指摘しました。
さらに、「社会人になる前に、理不尽な体験を経験しているがゆえに(質問者は)20年も耐え続けることができる耐性を持っているのではないか」と投げかけた上で、「僕の心配は、その耐性がない子どもたちが社会人になっていった時にすぐ辞めてしまうことが起こりうるのではないか」と現代の子どもたちに対する懸念を明かしました。
もし自分が質問者の立場であった場合、上司に対して、「耐性があるということを強みにした上で、自分が上司になった時のイメージをしながら、反面教師として観察する」といい、「自分が上司になった時に矛盾がないように」参考にするとアドバイスしました。
加えて、「もしこの上司がめちゃくちゃ仕事ができる人だったら、しょうがないと思うかもしれない」と能力の有無で上司への見方が変わってくると補足しました。
イチローさんは、嫌なことにどのように耐えてきた?
続けて、「イチローさんも社会に出て嫌なことは耐えてきましたか」と質問されたイチローさん。
これに対し、「高校時代が一番耐えた時期で、それよりも苦しいことはなかった」といい、「それが(自分の)強みだった」と語りました。
併せて「選手時代に嫌だなという人に出会ったことはありますか」と尋ねられると、「そんなのいっぱいいますよ」と回答した上で、「続けていることをとにかく続けた上で結果を出し、それで諦めさせるしかない」と自身の経験を振り返りました。
Source: HuffPost