バンコクで涼しく快適なエアコン付きバス停が初設置、無料Wi-FiやUSB充電ポートも

2024
10.29

バンコクで涼しく快適なエアコン付きバス停が初設置、無料Wi-FiやUSB充電ポートも

©バンコク都

2024年10月28日、バンコクのシーコンバンケー前に設置されたソーラー発電によるエアコン付きスマートバス停「Seacon Air Condition Solar Bus Station」の開所式が行われました。このバス停は、トンブリー地区初のエコフレンドリーで省エネ対応の施設として注目されており、都市生活者の利便性を考慮した充実の設備が備わっています。

この新型バス停は、ペットカセーム通り沿いのMRTパーシーチャルン駅付近に位置し、毎日午前5時30分から午後11時まで利用できます。施設は屋内外を含めた56平方メートルの広さがあり、最大40人が快適に待機できる空間を提供しています。

さらに、太陽光発電を利用したKUKUエアコン、無料Wi-Fi（国営電気通信公社提供）、USB充電ポート、公共の飲料水ディスペンサー、防犯カメラ（CCTV）システム、緊急通報ボタン（Panic Button）、バス到着を表示するモニターなど、都市生活に便利な機能を完備しています。加えて、建物の構造は日光や雨風を防ぎ、大気汚染物質PM2.5からの保護も施されており、通行中の危険からも利用者を守ります。

バンコク都は、今回のバス停をエコフレンドリーな都市インフラのプロトタイプとして位置付け、今後も持続可能な都市環境を目指す取り組みを強化していく予定です。