10.03
除湿剤の液体、「間違ってもそのまま捨てないで」。ゴミ清掃芸人が呼びかけ、清掃員が救急車で運ばれたことも
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「ゴミ清掃芸人」として知られるお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一さんが9月27日、自身のX(@takizawa0914)を更新。 除湿剤の容器にたまった液体について、「間違ってもそのままごみとして出さないで」と呼びかけています。
【画像で確認】除湿剤の液体を「そのまま捨てないで」。滝沢さんの投稿がこれだ
「清掃員が救急車で運ばれた」
滝沢さんは冒頭、「 除湿剤の容器にたまった水は、必ず台所や洗面台などで流してください」と投稿。その上で、「その時、成分がシンクに残らないように大量の水と一緒に排水口に流してください。もし触ったらちゃんと洗ってください!」と呼びかけました。
滝沢さんによると、除湿剤の容器に入った液体の中には、塩化カルシウムという成分が含まれているといいます。
続けて、「間違えてもそのままごみとして出さないでください!先日、知り合いの清掃員が腕にかかって救急車で運ばれました」と周知していました。
実際、事故情報データバンクシステムには、「購入後放置していた除湿剤の容器がネズミにかじられ、水が溜まっていた。片付ける際その水が手にかかり、両掌をやけどした」といった報告が寄せられていました。
行政も「中の水は出す」と呼びかけ
行政も滝沢さんと同様の呼びかけをしています。
千葉県柏市は、除湿剤(プラスチックケース)は「容器包装プラスチック類」ですが、注意点として「中の水は出す」を挙げています。また、中の水が出せない場合は「不燃ごみ」としています。
東京都江戸川区も、除湿剤の容器は「資源」としていますが、「洗って、内容物が付着している場合は燃やすごみです」と注意書きしていました。
なお、除湿剤などを販売するメーカー「エステー」はWEBサイトで、「タンクタイプの除湿剤には、塩化カルシウムが使われています」としており、液体を捨てる際は「水を流しながら排水口に流してください」と発信。
「成分が残るとサビの原因になりますので、液体を流した洗面台やハサミなどはしっかり水洗いしておきましょう。中身を捨てたらお住まいの地域のゴミ捨て規則に従って捨ててください」と呼びかけています。
滝沢さんの投稿には、「そんなに怖いものだとは知らなかった」「これは危ないので中身を捨ててからごみ出ししましょう」「いつもシンクに流しても大丈夫か気になってた」「ただの水じゃないんですね…勉強になるなあ」といった声が寄せられていました。
(ごみの分別ルールは自治体によって様々です)
Source: HuffPost