2024
08.14

バイウィルと第一生命保険がビジネスマッチング契約。環境価値の創出を支援し、需要家へ繋ぐ

国際ニュースまとめ

環境危機に直面している現代、多様なステークホルダーが業界の垣根を超えて繋がり、問題の解決に取り組むことが求められている。

全国47都道府県のカーボンニュートラル実現を目指すバイウィルは、第一生命保険とのビジネスマッチング契約の締結を発表した。

環境価値の創出を支援し、需要家へ繋ぐ

BYWILL・第一生命BYWILL・第一生命

本契約は、同社にとって初の生命保険会社とビジネスマッチング契約となる。なお、金融機関との顧客紹介の契約締結は本件が40件目、契約を締結した金融機関等からこれまでに紹介を受けた顧客数は全国で1000件を超えているという。

同社の主な事業内容は以下の4つ。

・企業の脱炭素に向けた取り組みを「クレジット化」する「環境価値創出支援(クレジット創出)」

・時代と社会から求められる高次元なCO2削減目標の達成を、国内・海外を問わない幅広いクレジット売買によってワンストップで支援する「環境価値売買(クレジット調達・仲介)」

・脱酸素に関する基礎知識の習得を支援する「e-ラーニングサービス」と、脱炭素のはじめの一歩を踏み出すための「ワークショップ(+コンサルティング)サービス」を展開する「脱炭素コンサルティング」

・企業価値を高め、社内外から長く愛されるブランドを確立するための「サステナビリティ・ブランディング」を推進。パーパスの策定やGXに関する取り組みのPRなど、ブランド戦略・インナーブランディング・アウターブランディングを一気通貫で支援する「ブランドコンサルティング」

ビジネスマッチング契約の内容ビジネスマッチング契約の内容

今回の締結内容は、第一生命が取引先をバイウィルに紹介するというもの。本契約の締結により、第一生命が全国に持つネットワークと、バイウィルが持つ環境価値に関する各種サービスを結集させることが可能となる。

また、全国で環境価値(自然エネルギーにより、CO2を排出せずに作られた電力、省エネルギー)の創出を支援し、それらを需要家へと繋ぐことで、日本全国における環境価値と経済価値(社会価値によって生み出される企業の利益)の循環の促進が期待されている。

バイウィルの代表取締役社長の下村雄一郎さんは、第一生命の取引先は「個人の方、法人、自治体、さらにエリアも国内、海外と多岐にわたる」とし、「弊社は第一生命様とともに、日本のカーボンニュートラル実現に向けて、貢献してまいります」と本契約に寄せる期待を述べた。

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Source: HuffPost