2024
07.27

知ってる?「汗ジミ」が目立ちやすい服の色。目立ちにくくするコツは?

国際ニュースまとめ

2024/07/25 05:10 ウェザーニュース

非常に厳しい暑さが続いています。薄着の季節になると汗とその影響が気になりますね。実は、服の色によって汗ジミの目立ちやすさが違うことをご存知ですか?

今回は、ライオン株式会社衛生マイスターの浅野ほたかさんに、そのポイントを教えていただきます。

暑い季節に気になること

夏の暑さで薄着になると、汗ジミが気になります。

「汗のために服選びに悩む人も少なくありません。ライオンが行った調査でも、20~40代の『脇汗を気にしている』人の約8割が、春夏(4~9月)に『脇の汗ジミが気になって着たい服が着られない』と答えました」(浅野さん)

※春夏(4~9月)に脇の汗ジミが気になって着たい服が着られないことはある?(20~40代の「脇汗を気にしている」女性150名に調査)

せっかくおしゃれして出かけても、汗ジミに気づいてドキッとすることもありますね。

「実は服の色も汗ジミの目立ちやすさのポイントになるので、服選びの参考にしてみてはどうでしょうか」(浅野さん)

汗ジミが目立ちやすい色、目立ちにくい色

汗が目立ちにくい色と目立ちやすい色はどう違うのでしょうか。

「汗が服の生地に染みて色が変わった時に、元の色と差がつきやすいのが、汗ジミが目立つ服です。綿100%のTシャツに水をスプレーしてみたところ、一番目立った色はライトグレーでした。どんな季節にも合わせやすい色ですが、注意が必要ですね。

ほかに、定番カラーともいえるベージュやカーキ、薄めのブラウンも要注意です。爽やかな色であるパープルやグリーンも汗が目立ってしまいます。

逆に目立ちにくいのは黒やネイビーなどのダークカラーと白です。また、赤や黄色、オレンジなどの原色もあまり目立ちません」(浅野さん)

色だけで選ぶのは、少し注意も必要です。

「同じ”赤”であっても、少しくすんだ赤は汗ジミが目立ちます。また、同じ色味でも素材によっては目立ってしまうこともあります。コーディネートの前に、水で一部を濡らして確認することをオススメします。

服の素材や柄、デザインにも、汗ジミを目立ちにくくするコーディネートのコツがあります。

汗ジミが目立ちにくいのは速乾性の高いポリエステルや、通気性の高いメッシュなどです。逆に、吸水性の高い綿は目立ちやすくなります。

好きな色を着たいときは、柄やデザインのあるものを選ぶのもよいでしょう。腕や脇周りに余裕のあるデザインなら、汗をかいても服に汗がつきにくいです。また、無地よりもボーダーやチェック、フラワー柄など細かい柄があると、汗が目立ちにくくなります」(浅野さん)

衣服にシミを作らないために

汗をかいてしまったら気をつけたいこともあります。

「汗がついてしまった衣類は早めに洗いましょう。そのまま放置してしまうと、シミや黄ばみのもとになります。脇部分に黄ばみがついてしまった場合は、液体タイプの酸素系漂白剤を直接塗ってから普段通りお洗濯しましょう。その際は、酸素系漂白剤が使用できるかどう確認してから行ってくださいね」(浅野さん)

これから夏本番、汗を気にしすぎず過ごせるよう工夫しましょう。

» 何時間で乾く?お洗濯情報
» アプリ お天気ニュース記事一覧

【関連記事】

週末に開催される全国の人気花火大会30選 7月27日(土)〜28日(日)
27日は関東で雨雲が発達しやすい 広範囲で天気急変に要注意
花火大会の天気 第47回隅田川花火大会(2024)
今日27日(土)の天気予報 関東は天気急変に注意 西日本は猛暑続く
関東は連日の雷雨に注意 今日も午後は大気の状態が不安定

…クリックして全文を読む

Source: HuffPost