06.13
「フルハウス」末っ子ミシェル役の双子姉妹が38歳に! 今なにしてる?【ビフォーアフター写真集】
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アメリカの人気ドラマ『フルハウス』で、主人公一家の末っ子「ミシェル」を演じたアシュレー・オルセンさんとメアリー=ケイト・オルセンさんの双子姉妹が、6月13日に38歳の誕生日を迎えました。
放送終了から35年以上が経ち、その間にオルセン姉妹は子役から人気デザイナーへと転身。SNSなどはせず、表舞台に登場することの少ない2人は、今どんな活躍をしているのでしょうか?
『フルハウス』撮影時のエピソードと一緒に、当時と今、写真で比較しながら紹介します。
オーディションで泣かなかったオルセン姉妹。悪魔と天使として“共演”も
『フルハウス』は、サンフランシスコに住むタナ一家の父親ダニーが、事故で突然妻を亡くしたあとに、家族や友人たちと3人の娘を育てるというストーリー。
個性豊かな3人姉妹の中でも、特に自由気ままでいたずら好きの末っ子ミシェルは、生後すぐに母を亡くしたこともあり、家族から溺愛されたキャラクターです。当時、子どもの労働時間は厳しく制限されていたこともあり、ミシェルはアシュレーさんとメアリー=ケイトさんの双子姉妹が2人1役のダブルキャストで演じました。
初回放送では、ミシェルは生後9カ月という設定でしたが、番組を通して成長していく姿を、ファンも温かく見守りました。
1986年6月13日生まれのオルセン姉妹は生後8カ月頃の時に『フルハウス』でデビュー。オーディションでは、オルセン姉妹は「唯一泣かなかった」双子だったために、ミシェル役に選ばれたと言われています。
2人は二卵性双生児で、シーズン8まで約8年間続いた番組で、交代でミシェルを演じました。「ミシェルのなかの悪魔」(シーズン5 第19話)や「どちらが婚約者?」(シーズン4第1話)などで、2人は同時に登場し、“共演”を果たしたこともありました。
俳優業引退。現在はファッションデザイナーに
『フルハウス』の放送後は『ふたりはふたご』『ふたりはお年ごろ』などのシットコムで、やんちゃな双子を演じて子役スターとなり、2000年代前半まで映画にも数多く出演しました。
さらに、オルセン姉妹に関する服や香水、人形などの商品も生産。幼い頃には多くの双子ルック、10代前半からはそれぞれの個性が光る着こなしを披露し、ファッションアイコンとしても注目を浴びました。
2004年には、2人は共同CEOとしてプロダクション「Dualstar」を引き継ぎ、ファッションデザイナーへの道を進み始めます。
アシュレーさんは2009年に、メアリー=ケイトさんは2012年に俳優業の引退を表明。現在は、The RowとElizabeth and Jamesという2つのブランドを率いています。
俳優業を引退してから、2人は公の場に姿を現すことは滅多にありませんが、Aリストセレブが集うファッションの祭典「メットガラ」にはたびたび参加しています。
ちなみに、オルセン姉妹には妹のエリザベス・オルセンさんがいて、エリザベスさんは俳優として精力的に活動。マーベル・スタジオの人気シリーズ『アベンジャーズ』のワンダ・マキシモフ(スカーレット・ウィッチ)役などで知られています。
ダニー役俳優の訃報に「愛情深く思いやりがあり、寛大な人だった」
続編の『フラーハウス』も作られるなど長く愛され続ける『フルハウス』ですが、2022年の1月には、タナー家の父ダニーを演じたボブ・サゲットさんが65歳で亡くなるという、悲しいニュースもありました。
突然の訃報に、共演者も次々と追悼の言葉を送りました。自身のSNSアカウントを持たないオルセン姉妹ですが、このときはアメリカのメディアPeopleを通じて、こうコメントを発表しました。
「ボブは愛情深く、思いやりがあり、そして寛大な人でした。もうこの世にいないことに深く悲しんでいますが、彼はいつものように、優しく私たちのそばに寄り添ってくれていることでしょう」
アシュレーさんは母親に。「おいたん」が送ったメッセージとは?
俳優業から引退し表舞台に出ることは少なくなっても、オルセン姉妹はファッションの世界で活躍を続けています。
また、2023年8月にはアシュレーさんが第1子を出産していたことが報じられました。この時、「ジェシーおいたん」ことジェシー役を演じたジョン・ステイモスさんは、インスタグラムでこう祝福のメッセージを送りました。
「メアリー=ケイトとアシュレーが、今のように驚くほど聡明で素敵な女性に成長した姿を見ることは、私の人生における最大の喜びのひとつです。
もし、40年近く前に撮影現場で出会った青い瞳の赤ちゃんが、私が60歳になっても人生の一部であり続けると言われていたとしても、私は信じていなかったと思います。私は恵まれています。
男の子を授かったアシュレーと夫のルイス(編集注:アーティストのルイス・アイズナー)、おめでとう」
実は、オルセン姉妹は続編の『フラーハウス』には出演しておらず、他の出演者たちとは一時疎遠になっていたようです。
しかし、サゲットさんが亡くなったあと、ステイモスさんの自宅にオルセン姉妹が訪ねてきたといい、一緒に当時の思い出を話してサゲットさんを偲ぶことで、関係性を修復するきっかけになったといいます。
サゲットさんの誕生日である2024年5月17日には、ステイモスさんが自身のインスタグラムに、葬儀の際の写真を公開。そこにはオルセン姉妹の姿もあり、ファンからは、「オルセン姉妹を見ると感慨深い」「タナー家だ!」などの温かいコメントや、作品を懐かしむ声が相次ぎました。
※この記事は2022年10月6日に配信した記事を編集・加筆しています。
Source: HuffPost