05.02
令和6年春の外国人叙勲受章者、タイから5名
日本政府は2024年4月29日、令和6年春の外国人叙勲受章者を発表。タイ国からは5名がその功績により勲章を受章されました。
アーコム・トゥームピッタヤーパイシット氏(Mr. Arkhom Termpittayapaisith)
Mr. Arkhom
タイ国においては、アーコム・トゥームピッタヤーパイシット氏、元財務大臣・元運輸大臣が「運輸分野等における日本・タイ間の関係強化に寄与」した功績により、旭日重光章を受章しました。
アーコム・トゥームピッタヤーパイシット氏は、元財務大臣、元運輸大臣、元国家経済社会開発庁長官として、数々の日タイ間協力に基づく開発プロジェクトや各種協力を主導し、日本によるタイへの支援事業がタイ国内で円滑に進むよう、関係先との調整に陣頭指揮を執るなど力強く支援し、日本企業の事業活動展開に大きく貢献しました。
シーハサック・プアンゲートゲーオ氏(H.E. Mr. Sihasak Phuangketkeow)
Mr. Sihasak
タイ国においては、シーハサック・プアンゲートゲーオ氏、元駐日タイ大使・元タイ外務省事務次官が「日本・タイ間の関係強化及び友好親善に寄与」した功績により、旭日重光章を受章しました。
シーハサック・プアンゲートゲーオ氏は、2度に亘る在京タイ王国大使館勤務経験を通じ、日本とタイの友好関係の深化に大きく貢献し、さらに、外務次官としても、日タイ外交関係の促進を果たし、大きな功績を残されました。また、東部経済回廊(East Economic Corridor)事務局特別顧問として、日本企業のタイ進出やタイにおける企業活動の促進のために尽力されました。
モンティップ・シリラターナ・タブカノン氏(Dr. Monthip Sriratana Tabucanon)
Dr. Monthip
タイ国においては、モンティップ・シリラターナ・タブカノン氏、元天然資源環境省環境質促進局長が「環境分野における日本・タイ間の協力関係の促進に寄与」した功績により、旭日中綬章を受章しました。
モンティップ・シリラターナ・タブカノン氏は、タイ天然資源環境省環境質促進局長等として、環境調査研究所(ERTC)の設立及び約7年間にわたる研究所の運営に大きく貢献しました。また、タイにおける環境質向上のため、日タイ環境協力を強力に推進し、現在の日系企業の事業や在留邦人の生活の礎の構築に重要な役割を果たしました。
チャニカーン・サイサソン氏(Ms. Chanikarn Saisasong)
Ms. Chanikarn
タイ国においては、チャニカーン・サイサソン氏、元在タイ日本国大使館現地職員が「日本国在外公館活動に寄与」した功績により、瑞宝双光章を受章しました。
チャニカーン・サイサソン氏は、平成2年4月、在タイ日本国大使館職員として採用され、令和4年11月に退職するまでの32年以上にわたり、忠実かつ誠実に業務に取り組み、日本とタイの関係強化に貢献しました。
マニッサ・ラーチャントラ氏(Ms. Mulnissa Lachantra)
Ms. Mulnissa
タイ国においては、マニッサ・ラーチャントラ氏、元在タイ日本国大使館現地職員が「日本国在外公館活動に寄与」した功績により、瑞宝双光章を受章しました。
マニッサ・ラーチャントラ氏は、平成4年7月、在タイ日本国大使館職員として採用され、令和5年1月に退職するまで30年以上の長きにわたり、非常に強い責任感を持ち、勤勉かつ意欲的に業務に取り組み、日本とタイの関係強化に貢献しました。
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