04.13
クドカン脚本で人気のドラマは?「不適切にもほどがある!」や「ゆとりですがなにか」をおさえた1位は一大旋風を起こしたあの作品
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TBS系の金曜ドラマ枠で3月29日まで放送され、ヒットを記録した阿部サダヲさん主演のドラマ「不適切にもほどがある!」。クドカンとして親しまれる宮藤官九郎さんが脚本を担当した作品でした。
宮藤さんは数多くのヒットドラマを生み出してきた売れっ子脚本家です。
エンタメ情報サイトなどを運営するWonderSpaceは、宮藤さんが脚本を手がけたドラマについて18歳以上の男女100人に好きな作品を尋ねました。
早速、気になる結果を見てみましょう。
クドカン作品で好きなドラマトップ10は?
10位:いだてん〜東京オリムピック噺〜
9位:ごめんね青春!
8位:俺の家の話
6位:タイガー&ドラゴン
6位:ゆとりですがなにか
5位:流星の絆
東野圭吾さんのミステリー小説を映像化したドラマ。
主演の二宮和也さん演じる有明功一が、錦戸亮さん演じる弟の泰輔、戸田恵梨香さん演じる妹の静奈の3きょうだいが詐欺グループ「アリアケ3」として陰で活動し、時効間近の事件を追う復讐劇です。
「宮藤さんならではのコメディ要素もありつつ、シリアスシーンも丁寧に描かれていて、当時小学生だった私でも毎週見るのが楽しみだった」 「原作が大好きなので、ドラマ化が失敗だったら嫌だなと思っていましたが、とても良かった」などの声が寄せられました。
4位:木更津キャッツアイ
千葉県木更津市を舞台にしたヒューマンドラマであり、コメディーでもある。
主演の岡田准一さんが元高校球児で実家の理髪店を手伝うぶっさん(田渕公平)を演じます。
末期がんで余命宣告をされたぶっさんが、櫻井翔さん演じるバンビ(中込フトシ)、岡田義徳さん演じるうっちー(内山はじめ)など地元野球チーム「木更津キャッツ」のメンバーと怪盗団「キャッツアイ」を結成。阿部サダヲさん演じる高校時代の野球部監督・猫田(猫田カヲル)を復讐に移すという物語です。
「それぞれの登場人物がかなり濃いキャラクターだけど、余命を宣告されたぶっさんのために願いを叶えていくストーリーは痛快でとっても面白いと思います」「単純に笑えるし、シリアスもあり、映画にもなって面白かった」など人間味あふれる登場人物が織りなす物語に引き込まれる人が多かったようです。
3位:池袋ウエストゲートパーク
石田衣良さんの小説を映像化したドラマ。
長瀬智也さん主演で、フリーターのマコト(真島誠)など池袋にたむろする若者たちのケンカ、友情や恋愛などを描いた青春群像劇です。
「とにかくマコトがかっこいい。阿部サダヲなど脇役も完璧。ドキドキしたり笑ったりのバランスがいいのもクドカンワールドのいいところだと思う」「数ある作品の中で選びきれませんでしたが、原点に返って、最初に構成と言葉選びに驚嘆した作品を。今でも池袋にいくとまこっちゃんがいるのではと思う」などキャラクターの魅力にハマったという声が聞かれました。
2位:不適切にもほどがある!
阿部サダヲさんが主演を務め、昭和からタイムスリップしてきた「ダメおやじ」を中心に物語が繰り広げられるコメディードラマです。
阿部さん演じる体育教師の小川市郎が、1986年から2024年にタイムスリップしてやってきます。令和では不適切にあたる発言をバンバン行い、騒動を巻き起こしていきます。
「出演する俳優がとても豪華で、次は誰が登場するんだろうと考えるのもとても楽しみだから。ミュージカルのクオリティも高く見ていてほんとに面白い」「タイムスリップものなのに、違う時代の人とがっつり関わって歴史改変タブーを犯しまくってるし、自由に過去と未来を行き来できるという設定が斬新だと思う」など時代の違いをおもしろがる意見のほか、現実ではあり得ない設定にも好奇心をくすぐられている人もいました。
1位:あまちゃん
2013年のNHK朝の連続テレビ小説です。
のんさん(当時は能年玲奈さん)が主演し、海女をめざす高校生の天野アキを演じました。
母の春子(小泉今日子さん)の出身地である岩手県・北三陸に移り住み、祖母の夏(宮本信子さん)などの影響を受けながら、アキは海女やご当地アイドルとなり、さらに東京での活躍をめざすという物語です。
ドラマのセリフ「じぇじぇじぇ」は当時の流行語にも選ばれました。
「東日本大震災後の三陸鉄道を舞台にしたホームコメディードラマで、毎朝見ることで明るい気持ちになれた」「歴史あるNHKの朝ドラに、新しい風を吹き込み、一大旋風を巻き起こした。朝ドラあるあるを取り込みながらも、何者にもならないヒロインというのは斬新で、衝撃的だった」とアキや家族に共感し、前向きな気持ちになったと感じた人たちがいたようです。
Source: HuffPost