2021
08.23

第二次世界大戦の戦線における化学兵器と細菌兵器

国際ニュースまとめ

ロシアで公開された新たなアーカイブ資料は、第二次世界大戦中の化学兵器と細菌兵器、そして戦闘におけるその使用を再び思い出させた。ロシア連邦保安庁(FSB)は、日本の関東軍総司令官だった山田乙三大将の尋問調書を機密解除し公開した。調書によると、1944年秋に「石井式」の細菌爆弾の使用について山田大将に報告された。これはペスト菌を保有したノミをばら撒く特別な爆弾で、関東軍の特殊部隊731部隊の隊長・石井四郎中尉の指揮の下、同部隊で製造され、生きた人間(朝鮮人、中国人、ソ連人の戦争捕虜)に対して実験された。

Source:スプートニク日本ニュース
第二次世界大戦の戦線における化学兵器と細菌兵器