2024
02.21
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岸田首相「派閥解散」パフォーマンスでも隠せぬ「自民党システムの終焉」
自民党の政策立案力の衰えは、日本の国力停滞にも繋がっている[自民党役員会に向かう岸田首相=2024年2月19日、国会内](C)時事
自民党の派閥パーティーをめぐる裏金問題は、この党の驕りと腐敗体質をあぶりだした。民間企業に求められているコンプライアンス(法令順守)も自民党には無縁だった。不明朗なカネ配りが横行する組織は、時代遅れになっている。岸田文雄首相は自ら率いてきた岸田派(宏池会)の解散を打ち出すなど、世論の反発をかわそうと懸命だが、批判の声は収まりそう…
Source: Foresight