02.19
「顔が膨らんでいる」SNSの外見揶揄に、米俳優がウィットを効かせた反論。真実を伝える
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「顔がふくらんでいる」――番組出演後に、外見を槍玉に挙げられたアメリカ出身の俳優でコメディアンのエイミー・シューマーさんが、ソーシャルメディアで反論した。
シューマーさんは2月13日にNBCのトーク番組『ザ・トゥナイト・ショー』に出演。この放送の後に「顔のサイズが大きい」「何があったのか」など、外見を揶揄するコメントがSNSに投稿された。
Xには「過去に受けた整形手術の影響じゃないかな。時間が経って年齢を重ねるとこうなる。注射かフィラー注入のどちらかでしょう」「(キャベツ人形の)キャベッジ・パッチ・キッズみたいだね」などの侮辱的な意見も寄せられた。
これに対してシューマーさんは2月15日、「私の顔についての皆さんのご意見、本当にありがとうございます!」と自身のSNSアカウントに投稿。ウィットを効かせたメッセージで「普段よりふくらんでいる」のは子宮内膜症のためだと説明した。
「すべての女性がそうであるように、私は20年近く自分の外見に対する意見や感想、議論を楽しんできました」
「皆さんのおっしゃる通り、私の顔は今いつもよりふくらんでいます。私は子宮内膜症を患っていて、これをすべての女性に読んでほしいです。私の体では今、医学的なことやホルモン的なことが起きていますが、大丈夫です」
シューマーさんは「女性は自分の外見について言い訳する必要も、説明する義務もない」と述べた後で、自分自身と自分の体を受け入れることの大切さを伝えたいとも述べている。
「他の女性/人と同じように、私にだって自信に満ち溢れて最高に気分の良い日もあれば、頭から袋をかぶりたくなる日もあります。だけど、自分が作ったドラマ『ライフ・アンド・ベス』のことを考えると、強く、素晴らしく、誇らしい気持ちになります」
「私はこの作品の脚本を書き、主演し、監督を務めました。ほんの少しの間、そのことについて話してみるのも、良いのかもしれませんよ」
子宮内膜症は、子宮の内膜やそれに似た組織が子宮の内側以外で発育する疾患で、激しい生理痛や不正出血などの症状を引き起こす。
シューマーさんは自身の子宮内膜症についてオープンに語っており、2021年には、この病気のために子宮と盲腸の両方を摘出したことを明かしている。
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。
Source: HuffPost