08.15
【病原菌大国】韓国社会に”のり巻き恐怖症”が拡散?専門店の恐ろしい衛生状態とは…=韓国ネット「もう食べられない」
2021年8月12日、韓国・マネートゥデイは、キンパ(韓国風のり巻き)の名店で大規模食中毒が発生したことにより韓国社会全体に「キンパフォビア(恐怖症)」が拡散しているが、キンパ専門店の衛生状態はいまだ改善されてないと伝えた。
ソウル近郊の京畿道・城南市にある有名フランチャイズ店「魔女キンパ」の2店舗で先月末から今月初めにかけて集団食中毒が発生し、276人が下痢や腹痛、発熱などを訴えた。調査の結果、原因はサルモネラ菌であることが分かった。被害者らは集団訴訟を検討しているという。
マネートゥデイの記者が無作為に選んだソウル市内のキンパ専門店10店を調査したところ、会計と調理を同じ人が担当している店は6店だった。ある店では客から注文を受けた店員が素手でキンパを巻き、その手で会計をした。さらに、床に落ちた食材を拾ってそのまま使用する場面も見られたという。
また、キンパを巻く際に調理用手袋を使用する店も多かったが、ほとんどが同じ手袋を使い回していた。
記者は6店のキンパを実際に購入したが、中にはツンとした臭いが鼻につき、食べられないものもあったという。
ある市民は「調理用手袋をはめたまま調理と会計をする店が多いが、カードや現金についた細菌がキンパに付着しそうで心配だ」とし、「外で買って食べるより家で作って食べる方が衛生的だと思う」と話したという。
「魔女キンパ」での集団食中毒事件発生後、キンパ専門店の売り上げは急減している。ソウル・麻浦区にある店では、事件後に売り上げが40%以上減少したという。
こうした状況を受け、韓国政府は今月9日から20日まで、17の地方自治体とキンパを販売する約3000店の衛生管理状態を調査しているという。
これを見た韓国のネットユーザーからは「キンパを素手で巻くって本当なの?もう外でキンパは食べられないな」「調理用手袋も問題。多くの店が客に見せるためだけにしていて、何をするにも同じ手袋を使い続けている。それなら素手で作業し、こまめに消毒した方が衛生的だ」「トイレに行った後、手を洗わずに調理する店員を何度も見た。外で買わないのが一番」「キンパを巻くたびに手袋を交換する店は見たことがない」「これからは専門店よりコンビニのキンパが売れるだろう」など不安や批判の声が続出している。(翻訳・編集/堂本)
Source:脱亜論
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