2023
10.23
10.23
「フリーランス農家」として働いて見えてきた日本の農業の未来
和歌山県で梅の収穫をする筆者。農作物の収穫期に合わせて全国の農家を回っている(写真以下すべて筆者提供)
市民農園が人気を集め「週末農家」が増えていても、農業の人手不足の抜本的解決には至っていない。「フリーランス農家」として北海道から沖縄まで収穫期に合わせて働く筆者は、「農業の関係人口」を増やすことが解決の糸口になるという。
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農業といえば、一つの土地、地域に根差しているイメージが強いだろう。
私は一つの農家に属することなく、フリーラ…
Source: Foresight