2023
09.07
09.07
共済の監督指針違反、嘘をついてまで「自爆営業」を隠そうとしたJA福井県
「上司が部下にけしかけてくるんです。『どうするんだ、どうするんだ』って」―― 写真:筆者提供
各地のJA(農業協同組合)職員が証言するところでは、自爆営業のために捨てる金は年間で数十万円は当たり前で、多い場合には数百万円に達している。JAが共済(保険)事業への依存度を高めるなか、ノルマも過大になる傾向にある。それを苦にして、離職する職員が後を絶たない。
農林水産省は2023年1月27日にJA共済の監督指針を改正。職員や生計を同じにしている親族が契約した…
Source: Foresight