タイはバイオプラスチック生産で世界2位

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バイオプラスチックとは、植物などの再生可能な有機資源を原料とするバイオマスプラスチックと微生物等の働きで最終的に二酸化炭素と水にまで分解する生分解性プラスチックの総称です。（参照 バイオプラスチックとは？ | プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(プラ新法)の普及啓発ページ）

タイは、主要原料であるトウモロコシ、サトウキビ、キャッサバの豊富な供給量を背景に、米国に次いで世界第2位のバイオプラスチックの生産国です。2023年3月12日のタイ国営メディアNNTが伝えています。

タイでは現在、バイオプラスチックの生産能力は年間95,000トンで、今後、年間75,000トンの増産を計画しています。バイオプラスチックの90%までが輸出され、残りはタイ国内で使用されています。

バイオプラスチックの製造は、タイの農産物の付加価値を高めるだけでなく、二酸化炭素排出量削減の取り組みも支援します。また、使い捨てプラスチックが引き起こす問題に対処するための選択肢のひとつでもあります。

タイ政府は、製品に付加価値を与え、環境への影響を少なくする技術を採用することをメーカーに奨励しており、これは国のバイオ循環型グリーン経済モデルに合致するものです。

 

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