2022
11.27
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病院から脱走の受刑者「もう家族に会えないと思った」
タイではゴールド店からゴールドを奪う犯罪が毎週のように発生していますが、そこまで頻繁ではないものの非常に多い印象なのが受刑者の脱走事件です。
タイ警察は2022年11月26日、東北部コンケーン県のフォン病院から同日未明に逃走した41歳の受刑者を、病院からわずか300メートルの場所で発見して身柄を確保しました。
ヤーバーと呼ばれる覚醒剤の錠剤6000錠を所持していたとして実刑判決を受けた受刑者は、お腹の痛みを訴えた後、刑務所の医師に虫垂炎の可能性があると診断され、フォン病院に入院しました。しかし11月26日午前2時頃、受刑者は足枷がついたまま病院の建物の裏から逃走しました。
当局者はSNSで、逃走した受刑者の身柄確保につながる情報提供者に3万バーツの報奨金を提供すると表明。その後、病院から300メートほど離れた場所にある壊れた車の中に隠れている受刑者が発見されました。受刑者は疲れ果てている様子だったのだとか。
捕まった受刑者は取り調べで「刑務所で何年も過ごすことになり、このまま刑務所にいては家族が会いに来てくれないのではないかと心配で脱走を試みた」と供述しています。
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Source: タイランドハイパーリンクス