2022
11.11
11.11
仕組み債なる「債券もどき」を売った販売会社の罪と罰
金融庁資料には「高めの利子が得られる債券と誤認」「顧客の真のニーズに沿った販売が行われていない」との文言が[編集部撮影]
懸念の声には一向に耳を貸さずに売り続けたにもかかわらず、金融庁の厳しいモニタリングが始まるや、相次いで突然の販売停止を決定――。オプション搭載のハイリスク商投資商品、いわゆる「仕組み債」問題の顛末である。販売会社に経営上の思慮があったようには感じられない。慌てて蛸壺に身を隠しただけのようだ。
仕組み債はオプション取引を搭載したことに…
Source: Foresight