2022
09.16

「抑止としての核」から「使用できる核」へ法制化した北朝鮮

国際ニュースまとめ

最高人民会議で施政演説を行う金正恩国務委員長(党総書記=左)(『労働新聞』HPより)

 北朝鮮は建国記念日を前にした9月7、8日の両日、平壌で最高人民会議第14期第7回会議を開いた。

 金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)は2日目の8日、国政全般について行った施政演説の中で、「絶対に核を放棄できない」と述べ、最高人民会議では、核兵器の管理や使用条件などを定めた「核戦力政策に関する法令」を採択し、核保有を法制化した。

 これは、20…

Source: Foresight