2022
06.19
06.19
コロナ禍を「最後のパンデミック」にするための、ドラマチックではないが重要な仕事
ビル・ゲイツはCOVID-19が発生する以前からパンデミックに対する世界の備えに警鐘を鳴らしてきた。テクノロジー業界に身を置いていた彼が公衆衛生の分野に興味を持ったのは、毎年300万人もの子どもが不衛生な環境で下痢を原因として命を落としているという記事を1997年に読んだ時だったという。自らの慈善事業財団を通じて、ゲイツは公衆衛生や医療分野での投資を行ってきた。そして2014年頃にアフリカでのエボラ出血熱の流行に接し、新興ウイルスによる将来的…
Source: Foresight