2022
05.30

絶対にしてはならないお客さんへの三大タブーとは!?|タイの変人ポーにインタビュー

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絶対にしてはならないお客さんへの三大タブーとは!?|タイの変人ポーにインタビュー

変人ポー/左(撮影:阿南 暁友)

タイ在住のサムライを自称する変人ポー。タイ山岳少数民族アカ族・村長の娘と結婚、一男一女をもうける。2022年3月に二冊同時出版をした『変人ポーの人間力』では独自の哲学を展開し、『変人ポーの平和論』では千年計画での世界平和を本気で考える。この連載では「人生たったの一度きりだから…」と豪語する彼の哲学を深堀りしてみる。(インタビュアー:梅田 隼人)


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すべての職業はサービス業なのか?

変人ポーと話をしているうちにまた一つ、独自の考えが見えてきた。それは「すべての職業はサービス業」という事だ。早速変人ポーにその真意を聞いてみた。

 

業の本質

変:話は簡単で、商売というのは商品、もしくはサービスに対し、その代価としてお金を支払う「お客さん」の存在が必ず在るということですね。

梅:でも建設業や警察官などの公務員がサービス業でないことは、誰もが知っていますよね?

変:本質の話です。この場合、建設業の“お客さん”が国となる場合もありますし、警察官の“お客さん”は税金を払っている市民、というような考え方のことです。

梅:なるほどです。そういった意味だと、たしかにそれぞれの職業には、お金を支払うお客さんがいるから成り立っていますね。しかし、だからといってなんなのでしょう?

変:この考え方から私たちが学べる教訓の一つが、お客さんへの三大タブーです。

 

絶対にしてはならないお客さんへの三大タブー

変:すなわち、

1.お客様を殺傷してはならない
2.お客様の物を壊したり紛失してはならない
3.お客様の時間を奪ってはならない

です。これはどれも、取り返しのつかないことだからです。

梅:詳しく教えてください。

 

例えば…

変:殺傷と聞けば大袈裟に聞こえるかも知れませんが、タイでも身近に起きていますよね。例えば船の沈没、電車の脱線事故、バスの交通事故…、レストランでの食中毒などもそうです。

2つめの物に関しては、特別な一点ものかもしれないし、誰かの形見かもしれません。この場合、お金で弁償できるものではありません。

時間も同じことで、「できる(ทำได้)」と言われて頼んだのに結局できないとなると、その時間は戻って来ないのです。

梅:たしかに、どれもお金で弁償できなさそうですね。

変:だったらシンプルです。どんな職業でも、これらを徹底して「しないこと」は大切なことだと言えます。

変人ポー
本名:苅部俊雄
1978年、神奈川県生まれ。専門学校神田外語学院(KIFL)卒業。2002年に初めて来タイ、タイ在住歴は合計で14年。2000~2015年までの下積み時代には27回転職、26回引越、5ヶ国に住み、5社の起業を経て現在に至る。2010年、NPO法人日本PR(東京都)理事長。2019年、一般社団法人全国龍馬社中第189番加盟タイ龍馬会会長。2022年、『変人ポーの人間力』『変人ポーの平和論』(共に幻冬舎)を二冊同時出版。

『変人ポーの人間力』『変人ポーの平和論』二冊同時出版をしたその理由とは!?

<内容紹介>

変人ポーの人間力
もっと早く読んでいれば……!母国日本の未来を圧倒的スケールと独自哲学で綴る啓蒙書。テクノロジーの現代に必見の英知を凝縮した一冊。葉装家 稲荷重藏氏推薦!

変人ポーの平和論
世界80億人が必見!”それ”を維れ新めるにはこの本にあるような教育が必要だ。教育は、全てである。 郷士坂本家十代目 坂本匡弘氏推薦!

全国の書店、Amazon、Kindleにて好評発売中!

 

『変人ポーの人間力』『変人ポーの平和論』二冊同時出版をしたその理由とは!?

別書『人間力』はこれからの時代における自己啓発がテーマとなる。具体的にはテクノロジーとグローバル社会においての“超実践的”自己啓発本で、本書『平和論』 はその“超具体的”方法論の一つをまとめた内容となっており、両書は“対”になっていることが特徴だ。そしてこれは“知識”と“知恵”の対のことであるとも言えよう。つまり、知識の『人間力』、知恵の『平和論』ということにもなり、どちらか一方が欠けてもその魅力は半減してしまう。

ここで知識と知恵の違いについては、変人ポーの言葉をそのまま引用する。

「知識はあくまで知識だ。知識は行動を伴うことにより知恵となる。そして、この知恵は答そのものだ」

よって書籍『人間力』だけでは単なる自己啓発本に過ぎず、これでは従来の自己啓発本とともに単なる知識で終わってしまうこととなる。書籍『人間力』は、知恵の『平和論』という背景があってより現実的な哲学として完成する。

また書籍『平和論』だけでは机上の空論、あるいは“事実と意見の違い”もわからぬままに誤解され兼ねない。書籍『平和論』は、知識の『人間力』という裏付けがあってはじめて現実的な方法論となる。

本書を読み終える時にはこの意義が本当の意味で理解していただけることを祈念しつつ、ここに紡いでいく。

<『変人ポーの平和論』はじめにより抜粋>

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