2021
05.31

バイク男二人旅~7県目はバンコクの南部に位置する☆サムットプラカーン編

国際ニュースまとめ

タイ全国一周、と言っても一気に周るのではなく、1ヶ月に1県を余すところなく周るという企画で、相棒は4歳の長男と愛車CB1100であります。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

タイ全国一周第7県目はバンコクのお隣県・サムットプラカーン。例えばスワンナプーム空港やメガバーンナー辺りも同県であることを思うと、やはり近所です。近所ではあるんですがこのサムットプラカーン県は一筋縄ではいかないのがこちら、

チャオプラヤー川を隔てて完全に東西で分かれており、バイクだとこれを結ぶ橋を渡れないので大回りすることになります。スワンナプーム空港やメガバーンナーをはじめ、エラワンミュージアムやムアンボーラーン、それからかもめいっぱいのスックター橋などのスポットはすべて右のエリアとなるのでそのイメージが印象的ですが、今回はもちろん左エリアも周って参りました。

 

エラワン・ミュージアム

まずはやっぱりここ!エラワンミュージアム。土台も含めて40メートル以上にもなる巨大象は外から見ても威圧感があります。

敷地内に入ってふもとまで来るとさすがに圧倒されますね。4歳児も見入っていました。巨大象の中には仏像もあったので旅の安全を祈願してから、エラワンミュージアムを後にしました。

■施設情報
名称:エラワン・ミュージアム
英語:The Erawan Museum
タイ語:พิพิธภัณฑ์ช้างเอราวัณ
営業:9:00-19:00
Web:https://www.erawanmuseum.com/en/#erawanmuseum

 

サムットプラカーン県内周遊

ここからは県内を流していきたいと思います。サムットプラカーンの右エリアはひと言で言ってしまえば、バンコク郊外の街並みが続いているので街乗りの感覚で周れてしまいます。

タイ観光鉄板のワニショーを楽しむ4歳。

時節柄、どこへ行っても貸し切り状態でスムーズなのはいいんですが、閑散としていて活気がなく、少し寂しい感も否めないですね。

間もなくEV化されるというトゥクトゥクの電気自動車

同県の今ひとつの魅力とは、バンコクからもっとも近い海があるという点ではないでしょうか。だからと言ってビーチがあるわけでもないんですが、開放感のある海沿いのレストランやカフェなどへ気軽に来れるのは嬉しいポイントです。

タイ全国に点在する遺跡の建築模型が集まる世界最大級の民間屋外博物館・ムアンボーラーン

ところでムアンボーラーン、意外と良かった!再現度が想像以上で、まるで本物の様なクオリティ。タイ観光で時間のない方にはおすすめです。

バンプー保養地・スックター橋はカモメがいっぱい!

さて、その翌日。ここからはいよいよ左エリアを周ることになりますが、ここで私のテンションはさらにあがることとなるのでした。

 

プラジュンジョムクラオ要塞

日本人には長くて読みづらい名称の施設ですが、要するにタイの海軍施設です。そのくらいの事前情報しかなく初めて行ってみましたが結果、今回の旅一番のメインとなりました。

早速、銅像があったのでその辺りにいたタイの海兵に聞いてみるとラーマ5世の銅像との事。ラーマ5世と言えば日本で言う明治維新、タイにおいてはチャクリー改革を通じてタイを近代化させた英雄ではありませんか。先代のラーマ9世とともに私自身、特にリスペクトする大王であります。

つまりラーマ5世がこの要塞を建設した事が、欧米列強の植民地化からタイを守った一因にもあげられるそうです。ラーマ5世が即位されたのは1868年、これが明治元年であることを思うとより私の中でこの大王様を想う気持ちは強くなるのです。

そしてこの要塞のメインはなんと言っても戦艦・メークロン号!1937年にタイが日本に発注して浦賀造船所にて造られ、1996年まで使用されていたというリアルな軍艦(海防艦)です。息子も戦艦に乗るのは初めてで、しかもそれがMade in Japanでその上浦賀造船所であることは、神奈川県出身の自分にはなんとも嬉しいことではありました。

それにしてもバンコクからこんな近く(1時間かかりません)にこのようなスポットがあるとは、在タイ13年でも恥ずかしながら初めて知りました。そういった意味でも、この全国一周の旅は私自身も楽しんで周っています。

■施設情報
名称:プラジュンジョムクラオ要塞(メークロン号記念館)
英語:Chulachomklao Fort (H.T.M.S. Mae Klong, Royal Navy Museum)
タイ語:ป้อมพระจุลจอมเกล้า (พิพิธภัณฑ์เรือรบหลวงแม่กลอง)
営業:月-土8:30-21:00, 日8:30-19:00
入場料:無料

 

まとめ

最後は「バンコクの肺」とも言われる緑豊かな半島の中でもバーンナムプン水上マーケットに寄って、へんてこな鬼滅の刃を見て家路に向かうのでした。タイでもこうした鬼滅グッズは街のいたるところで見られますね。

以上、サムットプラカーン県でしたが、人気スポットが集まる右エリアは高架鉄道も伸びていて道も整備されているので走りやすかったです。バンコク都心に住む人が言うところの所謂「川向こう」と呼ばれる左エリアはどちらかと言うと自然が残っており、心穏やかに周ることができました。

 

おまけ

昭和なバイクを街中で見かけるとつい話しかけてしまうんですが、そうした時には決まって話が弾みます。こうした現地の人との触れ合いもおもしろいのがこの全国一周バイク旅。これからも安全第一で周っていきます!

※オレンジ=バンコク
※青色=今回訪れた県
※緑色=今までに訪れた県
※白色=まだ訪れてない県
※赤色=日本国外務省より渡航中止勧告

◆今回訪れた県:  サムットプラカーン
◆残りの県数:  66県(深南部3県は除く)
◆今回の走行距離:  185km
◆今までの累計距離:  5,488km

カリベトシオ(カーリー)
常識なんてクソ喰らえ!曲がったことは大きらい!議論は無用御免、男は黙って背中で語る!バンコク在住のNPO法人日本PR理事長、個人投資家、KARIBE (THAILAND) CO.,LTD.顧問、タイ龍馬会 会長。おもしろくいきましょう、おもしろく。
粋華志義ブログ
suikasigi.com

The post バイク男二人旅~7県目はバンコクの南部に位置する☆サムットプラカーン編 first appeared on タイランドハイパーリンクス:Thai Hyper.

Source:タイランドハイパーリンクス
バイク男二人旅~7県目はバンコクの南部に位置する☆サムットプラカーン編