2021
05.24

【中央日報】ホワイトハウスが探した「富裕国」の韓国にワクチン提供する名分

国際ニュースまとめ

1: 首都圏の虎 ★ 2021/05/23(日) 11:37:29.66 ID:CAP_USER
韓国のように経済的に余裕のある国に米国が新型コロナウイルスワクチンを支援するためには名分が必要だった。バイデン政権は苦心の末にその名分を「韓米同盟」に求めた。

バイデン大統領は21日、文大統領との首脳会談後に開いた共同記者会見で「在韓米軍と密接に、定期的に接触する55万人の韓国陸海空軍将兵全員に完全な(ワクチン)接種を支援する」と明らかにした。

その上で「彼ら(韓国軍)のためだけでなく米軍のため」と理由を明らかにした。韓国軍とともに訓練して交流する米軍を新型コロナウイルスから保護するためのものという説明だった。

米政権高位当局者はこの日非公開会見で韓国に対するワクチン支援背景をもう少し詳しく説明した。

同当局者は「バイデン大統領はわが軍の準備態勢を確保し、彼ら(米軍と韓国軍)が引き続きともに働けるようにするためにはこれが正しいことだからするものと話した」と伝えた。

その上で韓米両国軍が使う「今晩戦う準備ができた(Ready to fight tonight)」というスローガンが実現できようにするためのものと説明した。

ただし同当局者は韓国がワクチンを受け取ることになる時期と支援されるワクチンの種類、支援する形式については今後決まるだろうとした。

韓国に支援するワクチンが17日にバイデン大統領が世界と共有すると発表したファイザー、モデルナ、ヤンセンのワクチン2000万回分の一部なのかとの問いには答えなかった。

また、ワクチンを借りて返す「スワップ」方式なのか、無償寄贈なのかも言及しなかった。米国はワクチン合計8000万回分を他国と共有すると発表し、大部分を無償で寄贈する意向を明らかにしている。

まだ詳細な情報が出てこないのは米国政府のワクチン支援が土壇場で決まった可能性を排除することはできない。

首脳会談前日の20日にホワイトハウスのサキ報道官は定例会見で韓国にワクチンを支援するのかまだ決まっていないと明らかにした。

「韓国のような先進国のワクチン要請に対するホワイトハウスの立場」を質問されると、「われわれが世界と共有するといったワクチンに関連した問題なので検討した後に決めるだろう。それは依然として進行中だ」と答えた。

また「こうした評価があすまでには行われるとは思わない」と話し、首脳会談直前まで結論が出ない可能性も示していた。

韓国のように裕福で、現在の新型コロナウイルス状況があまり悪くない国が米国にワクチンを支援してほしいということが公平なのかという世論が米国政府には負担として作用した。

米国は相当量のワクチンを自力でワクチンを求めることができない国を支援するCOVAXプログラムを通じ貧しい国に優先支援するという基準を立てた状態だ。

米政権内では韓国にワクチンを支援するかどうかをめぐり意見が分かれたという。

ホワイトハウス内の外交安保ラインと国務省、保健省、米国際開発庁(USAID)のような部署は韓国をはじめとする他の国にワクチンを支援してこそ新型コロナウイルス終息を繰り上げられると主張したが、ホワイトハウス内の新型コロナウイルス対応チームと国内政治パートは時期尚早だとし慎重な立場だったという。

ワシントンの外交界では双方の意見が拮抗する中で、韓米首脳会談が差し迫りバイデン大統領が最終的に決めたか決定内容を知らせた可能性があるとみている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2d7b00ca69c3a6c2cdfaea838ba889e0915bcf7e


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Source:脱亜論
【中央日報】ホワイトハウスが探した「富裕国」の韓国にワクチン提供する名分