12.25
【韓国】それでも『日本』を見なければならない
(※=補足ですが、“賢者タイム” の略語でもあります)
「チョッ○リの国のニュースに関心はない。載せるな(djsh****)」、「日本への興味を消そう~ !!(kdyy****)」、「日本ニュースは流すな、イルヂン○○だ(icto****)」、「ケ○○キが日本のニュースは素早く掲載する、自国は韓国ではなく日本なの?(pili****)」
最近、掲載した記事に寄せられたコメントの一部である。ある程度予想と覚悟はしていたが、かなりの非難レベルび非常に驚いた。まるで第2外国語として日本語を選択したという理由だけで、『親日派』をはじめとする荒々しいあだ名が次々とつけられた高校時代に戻ったような気がする。もちろん韓国と日本の特殊な関係を考慮すれば、このような反応を理解できないわけではない。
だがしかし、我々が『日本』の消息を伝える理由は明白だ。世界3位の経済大国である日本が我が国と経済、産業、社会、科学、文化など、全ての分野で不可欠な関係にあるからだ。特に、政治や軍事行動を始めとした動きは、我が国に影響を及ぼさざるを得ない。
自国の失敗による非難世論を、『韓国叩き』で誤魔化す政治家の存在も見逃してはならない。去る2019年、安倍晋三政権が我が国を対象に奇襲的に断行した、3大半導体核心素材の輸出規制が代表の事例だ。日本政府の動向を最初に報道したのは、産経を始めとした現地のメディアだ。当時、我が国の政府とメディアはこれをいち早く確認し、この2年間で国産化と供給網の代替に尽力して、ようやく危機を乗り越えた。日本の現地の事情に目を閉じていたら、韓国経済と産業界は今ごろ取り返しのつかない被害に遭っていたかも知れないのである。
1590年に日本に通信士として派遣された黄允吉(ファン・ユンギル)は、日本が多くの兵船を準備していて侵略に供えるべきだと伝えた。金誠一(キム・ソンイル)は豊臣秀吉の表情が取るに足らない、攻撃の可能性は低いと報告した。当時、日本を見下していた朝鮮王朝は、金誠一が出した意見を重視した。日本は2年後の1592年に壬辰倭乱(文禄の役)を起こした。我々が日本を過小評価して、実体から目を回す悪手を置いたことが最終的に最悪の戦乱につながった。
日本に関連した悽絶な歴史を持つ韓国人なら、当然日本に対して否定的な認識を持つしかない。だがしかし、無条件の敵がい心や根拠のない優越感は、国際情勢と我々の位置を冷静に把握することの障害物でしかない。日本を今よりも客観的に眺める視覚が必要だ。知彼知己(彼を知り己を知れば)百戦百勝である。
ユン・フィソク記者
ソース:電子新聞(韓国語)
https://www.etnews.com/20211224000002
Source:脱亜論
【韓国】それでも『日本』を見なければならない