12.10
【中国外交部】 「北京五輪ボイコットしない韓国政府は家族…高く評価」 「豪州は招待してないから」
汪文斌中国外交部スポークスマンはこの日、定例ブリーフィングにおいて韓国政府の立場に対する評論を求められ、「韓国は2018年平昌冬季オリンピック開催国であり、2024年江原道青少年冬季オリンピックを開催するだろう。ずっと相手国が開催するオリンピックを支持してきた」と付け加えた。
続けて「(相互支持は)両国友好協力関係とオリンピックの一家族としての表現」と述べた。
先に韓国のチェ・ヨンサム外交部スポークスマンは、米国が北京冬季オリンピックに対する「外交的ボイコット」を公式化したことについて7日に「2018年平昌、2021年東京、2022年北京につながる今回のオリンピックが北東アジアと世界平和と繁栄、南北関係に寄与することを希望している」と明らかにした。
チェ広報担当者は「他の国政府の外交的決定について韓国外交部が言及する事項はない。ただし韓国政府は北京冬季オリンピックの成功的な開催を支持してきた」と述べたことから、米国の外交的ボイコットに同調しない姿勢をみせた。
韓国各紙も同国外交部関係者らへの取材をもとに、韓国政府が外交的ボイコットに参加しないと伝えている。
一方、オーストラリアが米国に続き「外交的ボイコット」を宣言したことについて中国は強い批判を加えた。
汪文斌スポークスマンは、「中国はオーストラリア政府当局者を招待しなかったので(彼らが)来ようがそうでなかろうが気にする人はいない」とし、「オーストラリアの政治家たちが政治的な私利私欲のためにショーを繰り広げることは北京オリンピックの成功には何の影響もない」と述べた。
そして「(外交的ボイコットは)オーストラリア政府が是々非々を選べないほど個々の国家に盲目的に追従していることを明らかにしている」とし「中国はオーストラリアの行動に強い不満と断固とした反対を表し、すでにオーストラリアに厳重な交渉を提起した」と付け加えた。
王スポークスマンはオーストラリアにも報復を加えるかという質問に対しては「見守っていてほしい」と答えた。
北京冬季オリンピックには米豪の他にも英国やニュージーランド、カナダなども外交的ボイコットを表明している。
8日(現地時間)ロイター通信によると、ロンドン駐在中国大使館の広報担当者はこの日「中国政府はイギリス政府閣僚や管理を北京冬季オリンピックに参加するよう招待したことがない」とし、「北京冬季オリンピックは世界中のオリンピック選手と冬季スポーツ愛好家の集まりであり、どの国のための政治的操作の道具ではない」とし「北京冬季オリンピックで政府関係者の出席の有無で問題化をするのは本質的に政治的誹謗にあたる」と批判している。
この報道をみた韓国のネットユーザーからは、
「独裁政権と戦い民主主義を叫んだのに政権をとるや中国や北の人権に知らないふり」
「いつから我々の友邦国は中国になったんだ」
「選手団派遣はせずに文在寅一人だけ送ればどうか」
「我々は米中のどちらにも傾倒してはいけない。中立を守って悪いことはない。貿易で食べる国なのにどちからを選べば良いことは何もない…」
「朴槿恵の方がもっと積極的だった」
などのコメントがネット掲示板に投稿されている。
2021年12月9日
http://korea-economics.jp/posts/21120902/
Source:脱亜論
【中国外交部】 「北京五輪ボイコットしない韓国政府は家族…高く評価」 「豪州は招待してないから」