12.06
【原発処理水】 IAEA、福島汚染水検証から韓国の被害を「排除」… 「日本にばかり肩入れするのか」
▲10月25日、ソウル鍾路区世宗文化会館の階段で環境保健市民センター関係者たちが前・現職日本総理の仮面をかぶって福島原発放射性汚染水海洋放流推進を批判するパフォーマンスをしている。聯合ニュース
日本の福島原子力発電所汚染水放出の影響を調査する国際原子力機構(IAEA)が最隣接国の韓国に及ぼす被害の可能性を評価対象から排除したと伝えられた。
日本政府はIAEA検証の手続きが終わり次第、汚染水海洋放出準備を本格化する方針で憂慮の声が大きくなっている。
5日、原子力安全委員会などによれば、IAEAは近い将来、福島第1原発の汚染水放出と関連した日本政府の管理能力と影響の有無に対する検証を始める予定だ。本来は今月中旬に予定されていたが、コロナ19の新変異ウイルスである「オミクロン」拡散で一時延期になった。
ところでIAEAが韓国や中国などに及ぼす影響は排除し、調査対象を福島原発汚染水が直接放出される日本近海だけに限定して論議が少なからずある。
これに先立って日本東京電力が先月17日に発表した「原子力発電所処理水放出放射線影響評価報告」でも韓国の被害の有無は評価対象から除外された。中国精華大研究チームが最近発表した海洋シミュレーションの結果によれば、日本政府が既存計画通り福島第1原発の1キロ外海に汚染水を放流する場合、280日後、韓国の南海岸に、1年後には東海と西海まで到達することが明らかになった。
しかしIAEAが現在の日本政府の汚染水海洋放流を後押しするため、日本近海だけの調査に限定したのではないか、という疑惑が提起されている。
国際通商専門家であるソン・キホ弁護士は「日本の原発汚染水放出にともなう我が国の被害の可能性をIAEAは重く考えなければならない。日本側は今回のIAEA検証を最後に放流に突入する方針なので憂慮がより強い」と伝えた。
韓国の原案委の不透明な情報公開も日本原発汚染水への不安感をさらに育てているという指摘もある。原案委は8月、日本原子力規制委員会から福島原発汚染水関連資料を受けとったが、「国家の重大な利益を顕著に害する恐れがある」という理由で今まで公開を拒否している。
これに先立って原案委は去る4月、日本原子力規制委に東京電力の汚染水処分計画と手続き、多核種除去設備(ALPS)の性能検証と汚染水処理・排出過程のモニタリングなどの資料を要請した。政府関係者はこれについて「情報が公開されれば日本政府が私たちに資料をこれ以上渡さない可能性もある。両国間の質問が続く状況で今はわが政府が情報を確かに得ることがより重要だ、と判断している」と説明した。
(後略)
キム・ヒョンウ記者
ソース:韓国日報(韓国語)IAEA、福島汚染水検証で韓国被害は’排除’… “日本だけ肩入れするか”
https://m.hankookilbo.com/News/Read/A2021120315110001363
【韓国】 北朝鮮やイランの核施設に対する安全措置などの協議で IAEAに透明性確保した福島汚染水の点検求める [11/12] [右大臣・大ちゃん之弼★]
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1636739987/
Source:脱亜論
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