12.02
【韓国】ノリマキではなく『キムパプ』、ギョーザではなく『マンドゥ』~韓流ブームで韓食の名前を求める
防弾少年団(パンタンソニョンダン=BTS)やイカゲーム(オヂンオゲイム)など、韓流ブームを追い風に、韓食も自身の名前を求めている。かつて輸出国の似たような現地の食べ物(飲食)名前を借りて表記していた商品名も、今では韓国の固有名称に次々と変更されている。
特に、韓流の主役が食べる物やドラマや映画に登場した食べ物は、すぐさまベストセラーの列席に加わっている。
■ 今やノリマキではなく『キムパプ』・・・『韓国人気は歴代最高』
韓国農水産食品流通公社・韓国農産物貿易情報(KATI)によれば、最近日本で『キンパ(キムパプの日本式発音)』という商品名で販売する韓国のキムパプ商品が増えている。
これまで日本でのキムパプの認知度は低く、商品名を『ノリマキ(のり巻き)』と表記していた。だがしかし、最近の1~2年間で日本の若者たちがドラマ(トゥラマ)やNetflix(ネップリクス)のようなコンテンツを通じ、韓国のキムパプが認知度を得て自身の名前を取り戻したのである。
KATIは、「若者たちは韓国に対して拒否感がなく、Netflixのようなプラットホームを通じて韓流ドラマに接し、韓国の食品に関心が自然と高くなった」とし、「日本国内でも韓国食品の需要を実感したメーカーが先を争い、商品の開発や発売を行っている」と説明した。
▲ 日本の便宜店(コンビニ)で販売している韓国のキムパプ。
日本では最近、韓国粉食専門店も雨後の筍のようにできている。キムパプの平均価格は一様に約800円で、ウリたちの価格にして約8,000ウォン台の価格で販売されている。福岡県に住むある日本人ユーチューバーは、現地にできた韓国キムパプ店を紹介して、「日本は最近、歴代最高で韓国人気が高い状態だ」と言いながら、「なんでも韓国関連ならK-TAX(テクス=税金)がある印象だ」と伝えた。
ウリたちの企業も日本市場で韓食商品の名前を変更した。CJ第一製糖は最近、日本で販売中のマンドゥ(饅頭)の商品名を『キョヂャ(餃子)』から『マンドゥ』に変更した。これまで『ピビゴ・王餃子(ワンギョヂャ)』だった名前は『ピビゴ・王饅頭(ワンマンドゥ)』に、『ピビゴ・水餃子(ムルギョヂャ)』は『ピビゴ・水饅頭(ムルマンドゥ)』に改名した。
6,500億ウォン規模の日本の餃子市場で、韓国のマンドゥを広く伝えるという趣旨である。現地の広告映像は、ピビゴのモデルでありドラマ『梨泰院クラス』の主人公である俳優のパク・ソヂュンが出演した。日本語のナレーションで「ワンマンドゥ知ってる?」と尋ねながら、『マンドゥ』という韓国語で発音している。
CJ第一製糖のピビゴ・ワンマンドゥとムルマンドゥ。
ソース:ソウル=news1(韓国語)
https://www.news1.kr/articles/?4507812
>>2につづく
Source:脱亜論
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