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タイ運輸省「ホアランポーン駅は取り壊さない」
バンスー中央駅が完成したことで、間もなくバンコク中央駅としての役割を終えるホアランポーン駅。今後ホアランポーン駅のスペースは、商業開発が行われると伝えられています。しかし人々の間で「駅が取り壊されるのではないか」などの懸念と批判が生じていることから、公開フォーラムが行われる予定です。2021年11月29日のタイ国営メディアNNTは、タイ運輸省が「ホアランポーン駅を取り壊さない」と断言したと伝えています。
タイ運輸省サックサイアム・チットチョープ大臣は、タイ国有鉄道(SRT)に対し、ホアランポーン駅の将来に対する懸念に対処するために、すべてのセクターの人々の意見を考慮に入れた公開フォーラムを開くように命じました。
大臣によると、公開フォーラムで集められた意見は、表明された懸念事項を解決するために使用され、ホアランポーン駅地域に住む地元の人々への影響を避けるために使用されるとのことです。また、運輸省は、これまでホアランポーン駅を使用してきた人々の交通手段の選択肢を増やすために、バスなどの「フィーダー(支線)」交通システムの整備も進めています。
鉄道当局は、所有する土地のすべての区画を管理するためにSRT資産会社を設立。大臣によると、ホアランポーン駅のスペースの商業化は、初年度で年間50億バーツ、5年目以降は着実に年間100億バーツの収入が見込まれるとのことです。
Transport ministry asserts Hua Lamphong Station will not be demolished|NNT
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