12.03
バンコクのPM2.5濃度が「健康影響が出始める水準」に、都内62地点で基準超え【12月3日朝】

バンコク都環境局は12月3日午前7時現在の大気質状況を発表し、都内のPM2.5(微小粒子状物質)平均値が47.1マイクログラム毎立方メートルとなり、基準値の37.5を上回ったと明らかにしました。市内では62地点が基準超えとなる「オレンジ」レベルに達しており、健康への影響が出始める可能性があると注意を呼びかけています。
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今回の測定では、バンラック区、サトーン区、ラートクラバン区など複数の地域で50マイクログラムを超える濃度が確認されました。最も高かったバンラック区では59.4を記録し、市中心部でも濃度の上昇が目立っています。
大気の状況について環境局は、12月3日から11日にかけて大気の流れが弱まり、滞留しやすい状態が続く見込みだと説明しています。一方で、4日から9日にかけては地表付近の大気がやや開け、風が強まる時間帯が増えるため、濃度が一時的に低下する可能性があるとしています。
健康面では、一般の人に対して外出時のPM2.5対応マスクの着用や、屋外での激しい運動を控えるよう呼びかけています。また、子ども、高齢者、基礎疾患のある人については特に注意が必要で、息苦しさや咳、目の刺激などの症状が見られた場合は、早めに医療機関を受診するよう求めています。
さらに、2日にはノーンチョーク区で衛星観測によるホットスポットが1カ所確認され、関係機関が状況を調査しています。バンコク都は、市民に対し外出前にAirBKKアプリや公式サイトで大気質情報を確認し、汚染源を見かけた場合は通報アプリ「Traffy Fondue」を活用するよう促しています。
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Source: タイランドハイパーリンクス

