2025
12.02

フリーン&ベッキー、前所属事務所IDOLFACTORYから計約3,000万バーツの未払い問題 双方が法的手続きへ

国際ニュースまとめ

タイ人気女優であるフリーン=サローシャ・チャンキムハ(Freen–Sarocha Chankimha)とベッキー=レベッカ・パトリシア・アームストロング(Becky–Rebecca Patricia Armstrong)が、前所属事務所IDOLFACTORYとの契約を終了し、報酬未払いをめぐる問題が明らかになっています。

★こんな記事も読まれています★
フリーン&ベッキー、IDOLFACTORYとの専属契約が終了

まずIDOLFACTORYは、両名との専属契約が終了したとする声明を発表し、これまでの活動と貢献に感謝を述べました。同社は、契約終了後もプロジェクト単位での協業は可能だとしていますが、未払い問題には触れていません。

一方、フリーンの現所属である Solenn Entertainment(โซเลน เอนเตอร์เทนเมนท์) は12月1日に声明を発表し、前所属事務所から約1,000万バーツの報酬が未払いとなっていたことを明らかにしました。同社は契約終了が契約書に基づき適切に行われたと強調し、すでに証拠書類を整理したうえで裁判所での法的手続きに入っていると説明しています。

またベッキーは11月30日、自身のイベント内で会見を行い、2025年に行った仕事の報酬が一年間全く支払われていなかったと述べ、総額は約2,000万バーツに上ると明かしました。弁護士によれば、ブランドや制作会社からの支払いが事務所に入った後、30日以内に報酬を支払う取り決めがあったものの、実際には支払いが行われなかったとしています。今年10月には一部が支払われたものの、全体からみればごくわずかで、複数回の協議を経ても状況は改善しなかったと説明しました。

ベッキーは独立後、新会社「Becky Entertainment」を設立しており、活動を続けるには契約関係の整理が必要だとしています。契約上の問題により、継続できなかった作品もあると述べ、現在は法的な手続きを進めている段階です。

今回の二つのケースでは、両名それぞれに多額の未払いが発生しており、IDOLFACTORY側の対応が注目されます。双方の当事者は、今後も法に基づいて手続きを進めるとしています。

 

▼関連記事
フリーン&ベッキー、IDOLFACTORYとの専属契約が終了
フリーン&ベッキー主演タイ映画『URANUS2324』が名古屋で上映決定、衣装の特別展示も

The post フリーン&ベッキー、前所属事務所IDOLFACTORYから計約3,000万バーツの未払い問題 双方が法的手続きへ first appeared on タイランドハイパーリンクス:Thai Hyper.
Source: タイランドハイパーリンクス