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偽「チャトラムー投資ページ」詐欺でタイ人4人を一斉逮捕、 中国人が指示役か
©タイ警察中央捜査局
タイ警察中央捜査局（CIB）は2025年11月29日、人気ブランド紅茶「チャトラムー（ชาตรามือ）」の名をかたる偽フェイスブックページを使い、投資話を持ちかけて金をだまし取ったとして、タイ人4人を詐欺、犯罪組織結成、虚偽コンピュータ情報の送信、資金洗浄などの容疑で逮捕したと発表しました。
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逮捕されたのは、29歳の男、28歳の女、34歳の女、38歳の男の4名で、バンコク市内のラトプラオ101/3、中央捜査局ビル、ノンチョーク地区の住宅、プラカノンのアパートなど複数地点で身柄を押さえました。
犯行グループは「Matcha Chatramue」と名乗る偽ページを開設し、広告を利用して高利回り投資を名目に被害者を勧誘。リンクをクリックした被害者は約350人が参加するLINEグループに招き入れられ、そこで多数の“サクラ”がコメントで信頼性を装い、投資を促されていました。犯行手口は、初期段階で小額の利益を提示して信用させ、その後「アカウント解除のための手数料」などと理由を付けて追加送金を求めるもので、被害者の損失は100万バーツ以上に達しています。
警察の資金追跡の結果、送金された金はすぐに口座から現金化され、ATMや銀行窓口で引き出されていたことが判明。防犯カメラ映像などの分析から、各容疑者の役割も特定されました。29歳の男は現金引き出し役、28歳の女は引き出し指示役、34歳の女は口座調達および引き出し役、38歳の男はタイ側のリーダーで資金を取りまとめ、中国籍の黒幕「アームー」へ資金を送っていたとされます。報酬は1日の回収額の約3％だったということです。
警察は関係する資産も差し押さえており、レクサスとアウディの高級車2台、スマートフォン、ダイヤの指輪、銀行通帳、EDCカード決済端末2台など、総額100万バーツ超の財産が押収されました。取り調べに対し、4人は容疑を認めており、警察は背後にいる中国人指示役「アームー」の実態解明を進めています。
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Source: タイランドハイパーリンクス
