カンボジア人の男をビンブリーで逮捕、カニクイザル63匹を救出、国際密輸ネットワークを捜査

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タイ警察中央捜査局（CIB）は2025年11月29日、保護対象野生動物の不法取引に関与した疑いでカンボジア人の男（42）を逮捕したと発表しました。容疑は「許可なく保護動物を所持した野生動物保護法違反」および「不法滞在」の2点で、プラチンブリー県カビンブリー郡の国道33号線沿いで拘束されました。

CIB傘下の自然環境犯罪対策課は、米国のU.S. Fish and Wildlife Service と協力し、国際的な野生動物密輸ネットワークの実態解明を進めており、その過程で今回の密輸計画を察知。アジアハイウェイを利用して国境方面へ向かう車両があるとの情報を得て、警察が張り込みを行ったところ、黒色のホンダ車を発見し、停止させました。

車内後部からは、保護対象種であるカニクイザル63匹（オス32匹、メス31匹）が黒いプラスチックケース10箱にぎゅう詰めにされているのが見つかりました。警察はサル63匹のほか、ケース10箱、車両1台を含む計13点を証拠品として押収しています。

取り調べに対し、カンボジア人の男は容疑を認め、「タイ北部でサルを受け取り、カンボジアへ密輸するため運搬を依頼された」と供述しているとのことです。

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Source: タイランドハイパーリンクス