家庭の電気火災防止を呼びかけ安全な家電使用の5ポイントを提示

2025
11.28

家庭の電気火災防止を呼びかけ　安全な家電使用の5ポイントを提示

バンコク首都電力公社（MEA）は、内務省防災局（DDPM）と連携し、家庭内で安全に電気製品を使用するための注意喚起を行っています。日常生活での誤った使用や不備が火災を引き起こす可能性があるとして、両機関は以下の5つの対策を推奨しています。

・TISI規格を満たした製品を使用すること
タイ工業規格協会（TISI）の認証マークが付いた家電を選ぶことで、一定の品質と安全性が確保されます。

・電源コードやプラグの定期点検をすること
電源コード、コンセント、プラグに破損や劣化がないかをこまめに確認し、異常があればすぐに使用を中止し、専門技術者による修理を受けるよう呼びかけています。

・アース接続や漏電遮断装置（RCBO/RCD）の設置
特に温水器や洗濯機など水に触れる可能性のある機器には、漏電対策を施すことでショートや火災のリスクを減らすことができます。

・使用していない家電はプラグを抜くこと
未使用の家電をコンセントに差したままにしないことで、ショートによる故障や火災の発生を抑えることができます。

・取扱説明書をよく読み、正しく使用すること
メーカーが推奨する手順に従うことが、事故防止につながります。

MEAは、バンコク、ノンタブリー、サムットプラカーンの利用者に向けて、MEA Smart Lifeアプリや公式LINE「MEA Connect」（@MEAthailand）から問い合わせができると案内しています。コールセンター1130は24時間対応しています。

また、火災などの緊急時には、防災局のホットライン1784、またはLINEアカウント「DDPM Incident Report 1784」（ID: @1784DDPM）で、24時間通報を受け付けています。