タイ国鉄、南部水害支援のため「救援物資集積センター」設置　物資輸送と野外炊き出しを開始

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タイ国鉄（SRT）は、南部で深刻化する水害の被災者支援のため、「南部水害救援・センター（ศูนย์รวมน้ำใจ เพื่อบรรเทาภัยน้ำท่วมภาคใต้）」をバンコク・ホアランポーン駅に設置し、救援物資の受け付けと輸送を開始しました。寄付受付は平日8時30分〜16時30分、フアランポーン駅の荷物受付エリアで行われています。

寄せられた物資は、毎日11時にフアランポーン駅を出発する貨物列車「特急貨物985便」でチュムポーン・トゥンソン方面へ輸送され、南部の被災地域へ届けられます。

タイ国鉄のアナン副総裁（総裁代行）は、南部での水害被害を深く懸念しており、国交省、都市鉄道公社、港湾局などの政府機関、そして一般市民から寄付された物資を迅速に届けるための体制を整えたと説明しました。

あわせて、国鉄の担当部署が現地で「野外炊き出し所（โรงครัวสนาม）」を設置し、温かい食事や飲料水を継続的に提供しているということです。炊き出し活動は、状況が落ち着くまで続けられる予定です。

国鉄は「被災者の負担軽減に全力で取り組む」としており、支援物資を寄付したい市民に対し、フアランポーン駅の受付窓口へ持参するよう呼びかけています。問い合わせは国鉄コールセンター（1690、24時間対応）または国鉄広報チームのFacebookページまで。

 

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Source: タイランドハイパーリンクス