11.28
タイ南部の大規模洪水で足止めされた外国人に「オーバーステイ罰金免除」措置

タイ南部8県で続く深刻な洪水被害を受けて2025年11月28日、タイ入国管理局は、災害の影響で出国できず滞在期限を超過した外国人に対し、オーバーステイ罰金を免除する特別措置を導入すると発表しました。
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今回の洪水では、特にソンクラー県ハジャイを中心に多くの外国人観光客が宿泊施設に足止めされ、道路の冠水により空港や国境に向かうルートが遮断されるなど、予定どおり出国できない状況が続いています。通常、滞在期限を超えた場合は1日あたり500バーツの罰金が科されますが、災害による不可抗力として扱われます。
発表によると、11月28日午前7時、報道官は、入国管理局長が「災害で影響を受けた外国人への深い懸念」を示し、全国すべての出入国チェックポイントに対し罰金免除の指示を出したと説明しました。
■ 対象地域(洪水被害 8県)
ソンクラー
ナコンシータマラート
パッタルン
トラン
サトゥーン
パッタニー
ヤラー
ナラティワート
■ 免除対象期間
2025年11月20日〜12月31日
この措置は、入国管理法(Immigration Act B.E.2522)第54条に基づき、災害により出国できない「正当な理由」のある外国人を救済するために行われるものです。
一方で、入国管理局は「治安確保のための通常の審査は厳格に継続する」とし、意図的な不法滞在との線引きも明確に行う方針です。
また、洪水で被害を受けた各県の入国管理事務所についても、復旧作業を急ぎ、できるだけ早期に通常業務を再開させるとしています。
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Source: タイランドハイパーリンクス

