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タイ紅茶15製品を検査 11製品で着色料が基準超過、消費者団体が注意喚起

タイの消費者団体と雑誌「チャラートスー(ฉลาดซื้อ)」は2025年11月26日、インスタントタイプのタイ茶15製品を対象に行った着色料検査の結果を公表しました。調査では、15製品中11製品が基準に適合せず、法定の許容量を超える合成着色料が検出されたとしています。
今回の検査は、オンライン13製品・店頭2製品から購入したサンプルを用い、タイ保健省告示に基づく10種類の合成着色料を分析したものです。
着色が許可されるカテゴリー(13製品)
着色が認められているインスタント茶13製品のうち、
9製品が許容量を超過しました。
基準を超えた製品には以下が含まれます:
Bluemocha
LongBeach Thai Tea
Tenju
ดอยชาไทย
ลุงเป๋อ ตราฮิลล์คอฟฟ์
ม้าบิน
เจดี ไทยชา
บอนกาแฟ(สูตรต้นตำรับ)
ตรานกอินทรีย์ทอง
検出された主な着色料は、Tartrazine、Ponceau、Sunset Yellow、Brilliant Blue の4種類です。
基準を満たした4製品は:
มังกรบิน
666
ชาตรามือ チャートラムー
ชาไทยตราสิงห์
着色が禁止される茶葉カテゴリー(2製品)
本来着色が禁止されている茶葉製品2種類では、どちらも Sunset Yellow が検出され、基準に適合しませんでした。
ช้างทอง(สูตรชาไทย)
ชาใต้ ตราอินทรีแดง
消費者への懸念と指摘
消費者団体によると、製品ごとに推奨される抽出量や抽出時間が大きく異なり、15製品中6製品はラベルに抽出条件が明記されていない ことが判明しました。
また、実際の飲料店では複数の茶葉をブレンドする場合が多く、知らないうちに複数の着色料を同時に摂取するリスクがあるとして注意を呼びかけています。
業界の変化と今後
団体は、無着色や低着色のタイ茶製品が増えてきていることを評価しつつ、安全な製品選択のためには継続した監視が必要だと強調しました。
詳細な検査結果は消費者協議会の公式サイトで公開されています。
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Source: タイランドハイパーリンクス

