2025
11.20

冬眠前のクマが食べる量はこんなに多い…!上野動物園が飼育下で与える食事を公開

国際ニュースまとめ

全国でクマによる被害が続出する中、冬眠前のツキノワグマが1日に食べる食事の量を公開した上野動物園の公式Xが話題になっています。

公式Xは11月14日、「今年は各地でクマによる人身被害が多発していて、不安に感じている方もいらっしゃるかもしれません。また、クマがいつ冬眠するのかが気がかりな方もいらっしゃるかもしれません」とコメント。続けて「公式Xでは、冬眠の経過を定期的に発信していきます。正しく知ることが、クマを理解することにつながります」とつづりました。

次の投稿では「現在、14歳のメスが冬眠の準備中です。冬眠に耐える体づくりのため、通常よりかなり多くのえさを与えています。目標体重は夏の30%増しの106キログラム。なお、このメスの冬眠は次で9回目です」と説明し、写真を3枚アップしました。

1枚目には1日分の食事、2、3枚目には園のツキノワグマが写っています。

加えて「<2025年11月10日の記録> ・体重 93キログラム ・えさ  約12,000キロカロリー (サツマイモ、ニンジン、ミカン、カキ、リンゴ、キウィ、カボチャ、クマ用固形飼料、落花生、煮干し、コマツナ、牧草、クルミ、シラカシの枝葉) ・冬毛になり夏に比べてモフモフになってきた」と食事の内訳などを明かしています。

さらに、夏の1日分の食事量も公開。冬は約12,000キロカロリーなのに対し、夏は約4,000キロカロリーと、その差が歴然とわかります。

この投稿には「12,000kcalも食べなきゃいけないのか…だから食べ物足りなくてあちこち出没するんかな」「食べなきゃ冬眠出来ないのに山には食べ物がない→人里に現れる 悩ましい」「子連れの熊などはもっと必要なんでしょうね」「人間と熊が棲み分けして共生できる道はあると思うので、早く解決策が見つかることを祈ります」といった反響が寄せられています。

【画像】冬眠前のクマの食事はこんなに多い!

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Source: HuffPost