日本の不法滞在取り締まりでタイ人19人逮捕、タイ国内でも大きく報道

2025
11.15

日本政府が全国規模で開始した不法滞在者への一斉取り締まりで、タイ人19人が逮捕されたことがタイ国内のニュースでも大きく取り上げられています。2025年11月14日の各報道が伝えています。

タイメディアの報道によると、日本は「すべての不法滞在者を排除する」という新方針のもと、最初の大規模な摘発として長野県須坂市で19人のタイ人を検挙しました。警察は「不法滞在者の隠れ家」とされる建物を急襲し、不法残留や不法滞在助長の疑いで取り調べています。

主犯とされるのは73歳のタイ人女で、ビザが失効していた37歳の女を違法滞在と知りながら住まわせていたとされています。その他の逮捕者も26〜52歳の不法滞在女8人を含むタイ人男女で、全員が出入国管理及び難民認定法違反の容疑に直面しています。

タイ国内では、この19人の逮捕が「日本の新たな移民政策の本格始動を象徴するニュース」として報じられているようです。