2025
11.13

タイBLドラマ・タイGLドラマ日本進出をタイ国商務省国際貿易振興局が主導!「THAI BL & GL’S MAGIC – A GLOBAL CHEMISTRY」

国際ニュースまとめ

去る2025年10月28日、東京表参道にある「Robin Club 表参道」で「THAI BL & GL’S MAGIC – A GLOBAL CHEMISTRY」開催された。この催しはタイ国商務省国際貿易振興局(DITP)がタイのエンターテイメント業界の国際化を推進するプロジェクトの一つ。DITPの関わるタイの日本輸出コンテンツは、食品・エンターテイメントが大部分を占め、DITPの発表によれば、エンターテイメント分野の中でも、タイBLドラマ・GLドラマの輸出が圧倒的に大きく、昨年2024年は約10億バーツに達したと発表されている。

「THAI BL & GL’S MAGIC – A GLOBAL CHEMISTRY」はアジア最大級の映像コンテンツ見本市「TIFFCOM 2025」(10月27日〜29日、東京・池袋)の一環として開催。日本のメディア、テレビ局、映画会社、音楽メーカー、動画配信サービス企業の担当者が招待され、タイのBL・GLドラマの制作会社や配給会社、プロダクションの代表者とのビジネスマッチングを行う機会となる。

「あれ?タイランドハイパーリンクスの記事で何度か読んだような」と思った方。ご名答。実は昨年2024年まで在京タイ王国大使館で行われていた催しで、タイランドハイパーリンクスは取材参加が3回目となる。2025年は大使館のイベントホールから、「Robin Club 表参道」に場所を移し、ビジネスミーティングをよりフレンドリーな空間の中で行おという趣旨が感じられた。
また、2024年は15社もの企業が参加し、プレゼンテーションもパフォーマンスも慌ただしく過ぎてしまった印象だが、2025年は12社と時間に余裕が生まれ、更に日本の企業がゆっくり交流できるよう、時間も長めに調整。笑顔と会話の弾む有意義な会となった印象だ。

ただ、人が集まると、どうしても機密事項が漏れがち。今回は取材チームも、プレゼン用のスライドやプレゼン動画の撮影は禁止。登壇者撮影に限り、スライドの映り込みは許可された。そのため2023年、2024年のように、プレゼン内容をスライドを使ってお伝えすることはできないので、ご了承いただきたい。

シリキット王太后に哀悼を。主催も演者もゲストも心を一つに

開催の挨拶は、タイ王国大使館商務参事事務所 チャンタパット・パンジャマノン商務公使。この催しを主導するDITPの日本担当を務める公使で、2023年、2024年と登壇している。

2025年10月24日、タイ国民に愛されたプミポン前国王の妻であり、現国王の母であるシリキット王太后が逝去。タイの母の日はシリキット王太后の誕生日でもあり、国民の母と称されることもある。タイでは、公務員は1年間、それ以外のタイ国民は3か月の服喪期間を過ごしており、DITP主導のこのイベントでも2日前に「黒など服喪にふさわしい服装で参加するよう無理のない程度でお願いしたい」との連絡があった。それは主催も演者もゲスト同様。

タイ人、そしてタイのエンターテイメントに携わるこの場に集まった日本人が全員、シリキット王太后に思いを馳せることから「THAI BL & GL’S MAGIC – A GLOBAL CHEMISTRY」がスタートした。

TRIPLE TRIO STUDIO CO., LTD.

トップバッターは2022年に設立されたTRIPLE TRIO STUDIO CO., LTD.

映画、ドラマシリーズ、ゲーム、小説の4つを柱とし、物語の世界観を多角的に展開する新進気鋭のエンターテイメント企業。

BLドラマは初めての制作となり、スクリーンには大掛かりなオーディションの様子が映し出された。
登壇はPiyapat Nanthanoraseth、Denkhun Ngamnet両プロデューサー。

俳優であるDenkhunは、オーディションにも立ち会った。
2026年にオンエア予定のドラマは『Neptune in the Sky the Series』。日本企業にアピールしたいハイライト作品も同作となる。

有名アイドルとボディガードのロマンティックコメディで、初恋の人に再会するストーリー。配信・共同制作など日本を含む世界中からパートナー企業を募集中。

主演は『2gether』でBright演じるサラワットの弟、プーコン役を演じたFrank Thanatsaran。そしてEarth Kantachote。

パフォーマンス的には俳優歴の長いFrankがリード。

10月28日時点で、撮影はこれからだそうだが、カップル的な雰囲気は既にinstagram上にアップされており、このスタジオにとって初めてのBLドラマだからこそ、丁寧な役作りが行われていると感じられた。

Frank Thanatsaran(@frank_thanatsaran
Earth Kantachote(@earthkss
Denkhun Ngamnet(@denkhun__ngamnet

THEMEWORK STUDIO CO., LTD.

Rogerのチューレン通り、聞きほれるような素晴らしい英語プレゼンテーションを行ってくれたPhairoj Tewinburanuwongマネージングディレクター。元気いっぱいに「皆さん!向井君はハンサムですね!」と場内に問いかけ場を盛り上げた。

それもそのはず。THEMEWORK STUDIO CO., LTD.は2025年、日本との共同事業としては今回参加したタイ企業の中で、最も大きな成功を収めたと言って良いだろう。

ドラマ「Dating Game~口説いてもいいですか、ボス!?~」は、向井康二(SnowMan)、March Chutavuth、Judo Flukeが出演。エイベックス・ピクチャーズとの共同制作で日タイクロスカルチャープロジェクトとなった。

ステージパフォーマンスはこのドラマに出演し、日本のSnowManファンにも知られることとなった、JudoことTantachj Tharinpirom。

THEMEWORK STUDIO CO., LTD.は20年以上にわたる映像制作のコンサルティング企業で、配信・ライセンス共同制作のパートナー企業や、タイにおけるエンターメントのコンサルティングを希望する企業を幅広く募集しており「日タイを映像で結ぶ新たなパートナーシップを結びたい」と熱く語った。

とても紳士なRoger氏。「タイランドハイパーリンクス」の写真撮影をお願いすると「知っていますよ」とにっこり。

Judo Tantachj(@judo_tantachj

FRT Entertainment CO., LTD.

登壇者は俳優のFluteことChinnapat Kittichaiwarangkulのみ、と聞いていたが、FRT ENTERTAINMENT CO., LTD.の役職者による短い挨拶と動画プレゼンで始まった。

2025年に推薦するシリーズは2024年の同イベントでteaserでも紹介されていた『SHADES』。女子校を舞台にしたGLドラマで、爽やかさより、タイトル通り陰の部分を感じさせる映像美。女子校内に渦巻く嫉妬や陰謀を表すような世界観で非常に興味深い作品だ。

その後は、2023年、2024年と連続でアーティストとしてパフォーマンス登壇していたFluteがパフォーマンス。今年はアーティストとしてだけではなく、FRT Entertainment のCEOとなっていた。

Flute Chinnaphat(@_____flute_____

RIGHT BEYOND CO., LTD.

登壇は、Wachirapong Prichavongwaikulデピュティマネージングディレクター。

日本に向けてPRするハイライト作品は『First Love』。残念ながら作品についての詳細説明はなかった。

RIGHT BEYOND CO., LTD.はタイのエンターテイメント事業における主要企業の一つ。特にタイ映画業界をリードしてきた老舗企業で、タイ映画の中でも評価が高いホラー映画の制作に定評がある。

映画の輸入、プロダクション、配給、共同製作など幅広いジャンルに携わり、日本作品『のだめカンタービレ』や『Pokemon』をタイに輸入してきた背景も。同社も日本および世界からの共同制作パートナーを募集中だ。

GMMTV CO., LTD.

タイBLドラマを世界的に知らしめた『2gether The Series』、名作と名高い『SOTUS the Series』『Theory of Love』、日タイコラボで話題となった『F4 Thailand/BOYS OVER FLOWERS』『Ossan’s Love Thailand』など、日本でも知名度の高い作品を制作するGMMTV CO., LTD.。BL作品、GL作品を世界中に配信し続けるタイ最大のコンテンツスタジオで、タイのエンターテイメントを語る上で絶対に外せない企業の一つ。所属俳優の人気も高く、日本でのファンミーティングが頻繁に行われている。

登壇者はSupitcha Chaksirinontシニアマーケティングマネージャー。

タイランドハイパーリンクスではタイフェスティバルでGMMTVのアーティストにインタビューすることがあるのだが、必ず取材についてくださる方。

プレゼン動画では準備中の新作の情報も流れ、動画の最後はGMMTVのゆるキャラ(?)Polcasanが日本語で挨拶。場内からは「かわいい…」との声も。なおGMMTVでも共同制作やコラボレーション企画などの様々なジャンルのパートナーシップ企業を募集中。

日本に向けてのハイライト作品はTeynew主演の『A Dog And A Plane』。

2025年のGMMTVのこの会でのプレゼンは非常にあっさりとしたものだった。

SOF STUDIOS CO., LTD.

SOF STUDIOS CO., LTD.からはHearth Chindanai エクゼクティブディレクターが登場。彼はタイフェスティバル東京2025で2日間登場した俳優で、役員兼俳優という立場を取っていた。

その後、企業のプレゼンも一人で行った。

SOF STUDIOS CO., LTD.は映画、ドラマ、音楽など幅広い分野を手掛ける制作会社。MVや商業映像の制作、他社支援も行っている。
これを機会に「タイの若い情熱と日本の創造力を共に結び、新しいエンターテイメントを共に生み出したい」と、日本で共同事業のパートナーを探している。

ハイライト作品はHearth主演の「Live In Love The Series」

Hearth Chindanai(@hearth.chindanai

MANDEEWORK CO., LTD.

MANDEEWORK CO., LTD.は日本デビューを果たしたNuNewなど人気俳優が所属するアーティスト集団「Domundi」のメンバーが出演する、ドラマシリーズや映画の制作会社。登壇者はKittipat Champa CEO。日本へ向けたハイライト作品はZeeとNuNewが主演した『The Next Prince』だ。

Domundi」はドラマシリーズ『Cutie Pie』で世界的に知られることとなり、このドラマで知名度を上げた俳優や、その後加入した俳優が所属。タイフェスティバル大阪・関西2025に、選りすぐりの人気俳優チームを送り込んだことでも、大変な話題に。

ステージパフォーマンスはホラーBLドラマ『KHEMJIRA 逃げられない呪い』出演のFirstOne  WannakornTle Matimunl。

日本公開された映画『卒業~Tell the World I Love You~』でラストに「あっ!」と言わせる役どころを熱演したNet、そしてこれからのドラマ主演が決定している JJ Radchapon。

そんなMANDEEWORK CO., LTD.から日本の企業へは「我々は次世代アーティストたちの国際舞台を支える総合エンタメ企業です。ZeeNuNewなど人気の俳優を多数抱えており、ファンミーティング、ドラマ制作、ブランド関係など、国際レベルのコラボレーション大歓迎です!」とのメッセージが。

Firstone Wannakorn(@firstone.wnk
Tle Matimun(@tle_mtm
Net Siraphop(@net_siraphop
JJ Radchapon(@jj_rcp

BIBBIDII ENTERTAINMENT CO., LTD.

日本向けに日本語プレゼン動画を用意し「スタッフも演者も同じエネルギーとパッションで制作に臨んでいる」と自社を紹介。また、「エンターテイメントは私たちにとって、ただ見るものではなく感じ合うもの。」と自社を表現したBIBBIDII ENTERTAINMENT CO., LTD.。登壇はSorapol Chawaphatnakul CEO。

同社の日本に向けてのハイライト作品は2024年11月の本イベントでteaserとして紹介していた『AIR MOMENT』シリーズ。本作の制作が完成し、2026年はこの作品を世界に届けることを目標に掲げている。
『AIR MOMENT』は人類が終末を迎え、生き残った4人の男性のストーリー。人間の存在の弱さ、それでも生き抜く力を描いた作品なのだそう。

他にも人気小説を映像化した映画を制作中。

ステージパフォーマンスは、タイフェスティバル大阪・関西2025に出演したLeo PeerapunとEarth Teerapat 

Earthをマイクスタンド代わりにLeoが歌うパフォーマンスや、タイの民族叙事詩「ラーマキエン」を思わせるアクロバティックなアクションを絡めた振付がユニーク。

衣装もタイの民族衣装をモチーフにしており、ファッション業界出身の役員がいるだけのことはある、見ごたえある演出だった。

Leo Peerapun(@leo_peerapun
Earth Teerapat(@earthteerapatph

STARHUNTER ENTERTAINMENT CO., LTD.

タイのエンターテイメントを牽引する制作会社STARHUNTER ENTERTAINMENT CO., LTD.。BL、GLどちらのジャンルも国際的なヒット作品を手掛けてきた。

2026年にかけて新作を制作中で、日本のパートナー企業を積極的に募集している。日本に向けてのハイライト作品は『My Only Sunshine』で、登壇者は Chanan Larpananrung チーフエクゼクティブオフィサー。

ステージパフォーマンスはAnda Anuntaと Lookkaew Kamollak。今回のこのイベントでは女性のパフォーマンスは1組のみだった。
シリキット王太后への哀悼を表すために黒いスーツ姿での登場となったが、日本のOL風のファッションに親近感UP。可愛らしい振り付けで場内を盛り上げた。

Anda Anunta

 Lookkaew Kamollak

Anda Anunta(@anda_anunta
Lookkaew Kamollak(@lookkaeww_k

MCOT PUBLIC CO., LTD.

タイの国営メディア、MCOTのロゴは、タイ旅行中にテレビを見ていると目に入ってくるほどタイではお馴染み。登壇は2023年の同イベントに引き続きArissara Konmhanコンテンツビジネスリーダー。

BL・GL専門の放送枠を持ち、アワードの運営も行っている。

過去にはTATとのタイアップで、タイのアーティストを起用した日本の観光客への動画などを制作しており、今後もイベント、ライセンス契約、共同制作パートナーとして日本企業に積極的にアプローチしたいということ。

日本に向けたハイライト作品は、占い師と、幽霊を信じない心霊番組の司会者の恋を描いた『My Secret Of Seer』。2025年10月20日からタイでオンエアされており、ステージパフォーマンスは主演のMaiake ThirawatとTar Jirayuの2人。

日本語の歌にチャレンジし、大いに和ませてくれた。

Maiake Thirawat(@ake.ts
Tar Jirayu(@txr.jry

MOJO LIVING CO., LTD.

多角的に事業を展開するMojo Living Co., Ltd。エンターテイメント、メディア制作、アーティスト管理部門は2019年に設立。ハイライト作品は最新作『Reloved』で「先にパフォーマンスからお楽しみください」と言う案内で始まった。
ステージには『Reloved』の主演4人の姿が。

これまでの出演者とは異なり、かなりの躍動感。

左がPeter Paratthakorn   右がGolf Kunavut

少し前の日本のアイドルの振り付けを彷彿とさせる懐かしさだ。

左がBee Apisit 右がYear Chotritud

登壇はAnujtha Jaovisidha エクゼクティブプロデューサー。

『Reloved』は再会した恋人たちの2度目の愛を描くストーリーで、2025年11月からタイでオンエア。現在、積極的に日本のビジネスパートナー企業を求めている。

Bee Apisit(@beapisit_th
Year Chotritud(@yyearps
Peter Paratthakorn(@peterll2
Golf Kunavut(@kukunavut

LOVE MEDIA CO., LTD.

広告をメインに制作を続けていたLOVE MEDIA CO., LTD.。ここ数年はBLドラマにも参入している。登壇者はVisoot Valla マネージングディレクター…となっているのだが、写真と異なる方が登壇しているので代理の方と思われる。このことについての詳しい説明はなかった。

そしていきなり、東京・表参道に鳴り響く、ワイクルーの音楽とムエタイアクション!

あれ?どこかで見たことがあるメンバーがいる、と思ったら、2023年にインタビューさせていただいたBeboyではないか?このドラマのメンバーということは、どうやら事務所を移籍したようだ。

タイ人にとっては体育の授業でも習うという最も身近な国技、ムエタイがBLシリーズになるとは。目からうろこ。

ということで、同社のハイライト作品は『Swing Kick』。メインキャストは今回のムエタイパフォーマンス同様、Time Obnithi、Team Tatchanon、Jica Natthanon、Guide Potawatomi   Beboy Nanthakornの5人だ。最もタイらしい題材を扱った作品だけに期待大。

Time Obnithi(@obnithik_
Team Tatchanon(@team_tatchanon
Jica Natthanon(@jicanattanon__
Guide Potawatomi(@guide_p.k
Beboy Nanthakorn(@nanthakornbb

俳優がエンターテイメント企業の代表や役職に

2025年の本イベントを通し、各社の皆さんにご挨拶して回り感じたことがある。それはBL・GLドラマの制作会社の役員や、企業の代表となっている俳優が非常に多いという事。ドラマの企画段階から制作側にまわる場合もある。

タイでは元々、俳優がブランドやレストラン、ショップを経営するなど、別の事業で経営者をしている事が珍しくはない。むしろ当たり前のことだ。そのためドラマの現場でも、経営側や役職者に回るという俳優が増える事は、ごく自然なことなのだろう。

タイのBL、GLドラマの歴史は、タイエンターテイメントの世界ではまだ新しい分野であり、制作を始めた頃はチャレンジングなスタートだったと言う。オーディションを受ける俳優の卵たちも、ドラマのキャラクターになり切るには紆余曲折ある場合もあるはず。やはり役員に同じ経験をたどった俳優がいるということで大きな心の支えになる。

この日、ここに集まった企業だけでも、CEOやプロデューサーなど俳優以外の肩書がある俳優が4人。

TRIPLE TRIO STUDIO CO., LTD.のDenkhun Ngamnet、FRT ENTERTAINMENT CO., LTD.のFlute Chinnapat Kittichaiwarangkul、SOF STUDIOS CO., LTD.のHearth Chindanai、そしてもうひとり。

Judo Tantachj TharinpiromもWaga Creative Co., Ltd.のCOプロデューサーだ。右はPaveena Pomsuk CEO

2025年は向井康二(SnowMan)一色だった日タイエンターテイメントコラボ。果たして2026年は?

2025年は、THEMEWORK STUDIO CO., LTD.他企業と、エイベックスピクチャーズとのコラボレーションで『Dating Game~口説いてもいいですか、ボスI?~』が制作され、オンエアされた。タイにルーツを持ちタイ語が話せる向井康二(SnowMan)、そしてタイの俳優March Chutavuthが主演、Judo Flukeもメインキャストとして出演。タイでも日本でも大きな話題となった。また向井康二といえば、現在日本でロードショー中(タイでは2025年11月14日からロードショー)の日タイ共同制作映画『LOVESONG)』も大変な話題だ。この作品は『2gether』の監督であるチャンプ監督ことウィーラチット・トンジラー氏がメガホンを取り、森崎ウィン・向井康二を主演に、日タイのキャストが集結。カドカワが制作している。
SnowManの威力は大きく、それまでタイに興味を持っていなかった層が、タイに興味を持ち、向井康二の影響でタイ語を学ぶというファンを多数生んだ。
これまでとは全く異なる大変な勢いで進んだ日タイエンターテイメント交流。果たして2026年は引き続き、向井が日タイのエンターテイメントコラボレーションを牽引するのか?それとも新たなアーティストが参入するのか?

タイと日本のエンターテイメント交流のこの勢いが、2026年も濃厚で有意義であることを願わずにはいられない。

[取材・文・撮影:吉田彩緒莉(Saori Yoshida/ report・Text・Photography)]

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