年末年始の穴場旅行先、タイからは「パタヤ」がランクイン

2025
11.11

世界的な旅行ブランド・エクスペディアは2025年11月10日、2025年～2026年の年末年始に向けた海外旅行トレンドを発表しました。海外旅行の検索数は前年比110％と増加しており、今年は最大9連休になることから、海外旅行需要が高まると予測しています。

今回の調査では、航空券と宿泊費の平均データをもとに算出した「穴場でコスパの良い海外旅行先ランキング」が公表され、1位は韓国の釜山でした。冬の海の絶景や新鮮な魚介が楽しめ、観光客が少ない時期のため、混雑を避けられる点などが理由として挙げられています。

2位は台湾の宜蘭（イーラン）、3位はベトナムのハノイ、4位はホーチミン、そして5位にはタイのビーチリゾートであるパタヤが入りました。バンコクから車で約2時間とアクセスが良く、都市型ビーチリゾートとしてホテルやレストランが充実していることが人気の背景にあるとみられます。

一方、「人気海外旅行先ランキング」では、1位台北、2位ソウル、3位新北、4位バンコクなど、上位10都市中9都市がアジア圏を占めました。複数都市を周遊する旅行を検討する利用者も増えている可能性があります。

また、同社のデータによると、フライトの混雑が最も高まるのは12月26日～28日頃で、特に12月27日は、年明けに比べて約12倍の混雑となる可能性があるとしています。ホテルの混雑状況も同様で、12月26日～31日に予約が集中すると予測されます。

費用面では、クリスマス前後から大晦日にかけて料金が上昇する傾向があり、旅費を抑える場合は1月6日以降の出発が比較的安くなる見込みです。