11.09
パタヤの街中に違法QRコードステッカー、わいせつコンテンツや違法商品の宣伝か
タイ東武チョンブリ県パタヤで、発信者が分からないQRコードステッカーが公共の電柱、標識、建物の壁などに多数貼られていることが住民の通報で明らかになりました。外国人客が集まるエリアでも確認されており、地元関係者は警戒を強めています。2025年11月8日にThe Pattaya Newsが伝えています。
QRコードを読み取ると、わいせつ画像や動画を扱うオンラインコミュニティ、性具や精力剤、薬物使用に関係する器具などを宣伝するサイトにつながるケースがあるとされています。中には、国内で販売が禁止されている物や、医師の処方が必要な商品とみられるものも含まれます。
宣伝には、パタヤでの「1時間以内の配達」をうたう文言も見られ、関係法令に抵触する可能性が指摘されています。観光事業者や住民からは、観光地としての信頼を損ねるとの懸念が出ています。
また、同様のQRコードステッカーに関連する事件は最近プーケットでも発生しており、2025年11月6日には、タイ入国管理当局がロシア国籍の27歳の男をスラーターニー県サムイ島で逮捕しました。この男はプーケットで発行された逮捕状を受けて島に移動し、ホテルに滞在していましたが、捜査員により確保されました。部屋からは複数のステッカーや関連データが押収され、SNSに投稿された画像や情報が追跡の手がかりになったとされています。
警察当局は、複数の関係者が関与している可能性があるとみて調べを続けており、外国人を含む同様の行為が他地域へ広がっている可能性にも言及しています。
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Source: タイランドハイパーリンクス
