11.08
外国人労働者が鼻の腫瘍手術後に視力障害、タイ社会保険事務所が事実関係を調査


タイの社会保険事務所は、外国人労働者が鼻腔内の「鼻のポリープ(リドシードゥアン・ジムーク)」の手術を受けた後、視力を失ったと訴えている件について、関係病院と連携して調査を進めていると明らかにしました。2025年11月7日にタイ政府メディアNBT Connextが伝えています。
この男性労働者はナコーンパトム県で働き、社会保険の権利を利用してサムットサーコーン県内の民間病院で手術を受けました。手術後に視界に異常が出たとして、妻が社会保険事務所へ「公正な対応」を求める申請を行っていました。
社会保険事務所の報道官によると、同事務所はすでに病院側と協議を開始しており、視力障害が治療と関連しているかどうか確認を進めているとしています。初期の説明によると、男性は10月28日に手術を受け、術後に右目が腫れ、MRI検査で視神経の炎症および網膜の虚血が確認され、右目が見えなくなったということです。
病院は男性をバンコクおよびナコーンパトム県の別の医療機関へ転送し、治療を継続。現在もサムットサーコーン県内の病院で入院加療中です。治療はまだ終了していません。
社会保険事務所サムットサーコーンは、当該病院に対し、医療行為と関連資料を11月11日までに提出するよう求めており、内容をまとめた上で社会保険の医療小委員会に報告し、必要な救済措置について審査すると説明しています。
また担当者は、患者と家族に面会し、疾病給付や身体機能の低下(障害)に関する給付など、社会保険から受けられる支援内容について説明を行いました。
社会保険事務所は「タイ人・外国人を問わず、すべての加入者の権利を重視しており、法に基づき公平に保護する」と強調しています。
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Source: タイランドハイパーリンクス

